2022年5月26日木曜日

春のウリ科栽培2

春のウリ科栽培、前回のブログから一ヶ月以上経ち、
順調に生育しています。
今回は、栽培の様子と果実の肥大状況についてお伝えします。

まずは養液栽培のメロンからです。

植物体は葉を大きく展開し草丈も伸び、
既にミツバチによる交配が始まっています。


果実は卵大にまで肥大しており、
紐を使って玉釣りをし安定させます。


次は土耕栽培のカボチャです。
向かい合わせで植え付けた生長点が
もう少しで重なり合うところまで生長しています。


果実の様子は、
雌花が開花し昆虫により交配期間中です。


次は養液栽培のキュウリです。
今シーズンは今までメロンを栽培していたハウスで、
キュウリのトンネルになるように誘引します。


収穫は既に始まっており、
直売所(緑楽来)で好評販売中です。

収穫は一日おきですが、天気が良く気温が高いと
生長が早く、適期に収穫をするのに毎日となります。


下の画像はキュウリの果実肥大の様子が
順序よく成り姿が見られます。

一番左は収穫期で、右に向かって生長が若くなっています。
また、節ごとに果実がついているのが良く分かりますね。


次のブログでも、各品目とも栽培期間中ですので、
また生育状況をお伝えしたいと思います。

 (蔬菜作物 榎本)

















2022年5月18日水曜日

梅雨の足音

 5月も半ばを過ぎ、例年でしたら一番過ごしやすい気候のはずですが、今年は寒い日が多く感じます。梅雨は早く始まるのでしょうか。

キウイが開花しました。雄木のトムリです。事情により今年は雌木に受粉できないので、来年用に花を摘んで花粉を採ります。














これはブドウのデラウェアです。5/7に1回目のジベレリン処理を行い、5/17に満開になりました。10日後に2回目の処理を行い、粒を肥大させます。












こちらはブドウのバッファローです。5/9に1回目のジベレリン処理を行いました。もうすぐ開花です。
このバッファローと前のデラウェアは、1回目の処理を満開日の約10日前に行うのですが、それを予測するのが大変難しいです。   











そしてこれはナイアガラです。
すでに満開です。このブドウは種有りとして生育させます。
種無し処理を行うと、香りが弱くなってしまうのです。この品種は香りが売りなので。










前回紹介したナシも順調に生育しています。摘果を行い、数を減らしていきます。品種は若光です。
他の品種も順調です。
ただ最近雨が多いので、防除が大変です。もう少し晴れの日が多ければ助かるのですが。









櫻井(果樹・加工)








2022年5月13日金曜日

ナス・ピーマン定植しました

夏野菜の栽培、徐々に始まっています

ピーマンは1月下旬、ナスは2月上旬に播種しましたが
4/19に定植がようやく完了しました


定植後、保温と雑草防除のため
黒マルチを敷いています
(4/20撮影)

GW後の様子がコチラ
ピーマン(みおぎ)
花が咲き始めました
(5/9撮影)
ナス(あのみのり2号)も
開花し始めました
(5/9撮影)

枝が倒れないよう麻ひもで誘引しています
ナス・ピーマン共に2本仕立て(2本の枝を選び伸ばしていく栽培方法)を
行っています

順調に行けば
来月始めには収穫できそうです

(蔬菜作物 山崎)