新緑が眩しい季節となりましたが、今年もセンターでは梅の収穫が始まりました。
梅は中国と日本が原産の果樹であり、古くから栽培されてきました。
日本では昔から「梅はその日の難のがれ」と言われ、病気の予防や健康増進のために重宝されてきました。
戦国時代には戦時の携帯用食糧として梅干しの果肉を丸薬状にしたものが作られ、喉を潤すために使用されたと言われています。
今でも梅は主成分であるクエン酸に疲労回復効果があるなど、健康機能性が評価されています。また、梅酒、梅シロップ、梅ジャムなど保存食としても幅広く利用されています。
古くから栽培されてきた歴史があり、遥か昔の先人達も成分や効果に着目した梅ですが、是非皆さんも味わってみてははいかがでしょうか?
佐々木(果樹・加工)