2021年1月29日金曜日

リンゴの品種紹介 その2

 年が明けてから、冬本番を感じる寒い日が続いています。


前回に続き、森林環境園芸農場(群馬県沼田市)にて栽培されているリンゴの品種を紹介します。

 (左から紅玉、ジョナゴールド、北斗)


 (左からぐんま名月、王林)

①紅玉

 酸味が強く、ジャム等の加工食品に使用されます。

 

②ジョナゴールド

 果肉が硬くて、酸味が強いのが特徴です。


③北斗

 果肉に蜜が入りやすく、甘いのが特徴です。酸味はほとんどありません。

 写真では果実の内側が半透明に変色している箇所がありますが、

 その箇所に蜜が入っています。


④ぐんま名月

 果肉には程良い硬さがあり、甘い品種です。また、果肉に蜜が入りやすいのが特徴です。


⑤王林

 果肉が硬めで、甘味と酸味のバランスが良い品種です。また、果汁が多いのが特徴です。


これでリンゴの品種紹介は以上です。


                                                  佐々木(果樹加工)









冬のハクサイ


寒さが厳しくなりました、今、露地の畑ではハクサイを収穫しています。今回のブログではそのハクサイを紹介します。
これは12月にハクサイの外葉を結束した状態です。結球した部分を寒さで傷まないようにするため外葉を結束します。
ハクサイの品種は“さとぶき622”です。
これは今月1月の状態です。外葉は寒さでかなり傷んでいます。
こちらは外葉を結束しない部分のハクサイです。早めに12月末までに、ほとんど収穫を終了しています。

上の画像は外葉を結束したもので、下の画像は結束しないものです。結束した方が結球部分の状態がいいことがわかります。


これは直売所に出荷したハクサイです。外葉を剝き気味にしますが、多少の虫食いは出荷しています。1個150円で販売しています。


ハクサイは来月2月中旬くらいまで、出荷予定です。

                             (蔬菜作物・中村)




2021年1月22日金曜日

メロンのあとは青梗菜と・・・2021

今年もパイプハウスで秋メロン(養液栽培)の後作に、
青梗菜(チンゲンサイ)の栽培を始めました。

来春のメロン栽培との合間に養液栽培の設備に空きができるので、
収穫までの栽培期間が短い葉菜類を栽培し、施設の有効利用を目的としています。

定植10日後のチンゲンサイの様子です。

1条植できれいに生育が揃っていますが、
今年度は単位面積当たりの収穫量が増すよう、
部分的に2条植も試してみました。


画像の奥は1条植で、手前は2条植です。

収穫までの期間や品質に問題が無ければ、
次作はすべて2条植で栽培したいと思います。

昨年の栽培は、チンゲンサイとシュンギクの組合わせでしたが、
今年はサニーレタスを組み合わせてみました。


サニーレタスの赤みはアントシアニンという色素。
ある程度の寒さに当たらないと良い色が出ません。
露地栽培のサニーレタスは、かなり濃い色の赤みを帯びますが、
今回の栽培はハウス内ですので、高温にならないよう
温度管理に気を付けて栽培しています。


収穫は直径が30㎝位になったら
株のボリュームを見て株ごと収穫します。

家庭菜園の方は、必要な量を外葉から掻きとって
収穫される方も多いかと思います。

次回のブログでは、チンゲンサイ・サニーレタス共、
収穫の様子をお伝えできるかと思います。

(蔬菜作物 榎本)