2021年7月30日金曜日

暑夏の到来

 今年もセンターでは「梨」と「イチジク」の収穫が始まりました。

梨とイチジクの収穫が始まると、本格的な夏の訪れを感じます。

↑これは「若光」という早生品種です。千葉県で育成された品種です。果汁の多さが特徴です。


 

↑「桝井ドーフィン」という品種です。日本におけるイチジク栽培では主要な品種になります。程よい甘さが特徴です。


今回紹介した梨とイチジクはセンターの直売所にて販売していますので、是非お買い求めください。





2021年7月16日金曜日

ルバーブ栽培始めました

タイトルにあります通り、今年度よりルバーブの栽培を始めましたので、
生長の様子をお伝えしていきたいと思います。

新年度一日前ですが、3月31日に「ビクトリア」という品種を、
128穴のセルトレイに播種しました。

下の画像は4月14日、
発芽が揃わないと聞いていましたが、まずまずでしょうか。


次の画像は4月26日。
葉が重なり合ってきましたので、
そろそろポットに移植をします。


3号ポットに移植してみました。
72穴のセルトレイに播種し、そのまま定植する事も出来ますが、
苗半作ですので、じっくりと苗づくりをしていきます。


次の画像は約一か月後の5月27日。
ほぼ苗は仕上がっていますが、6月上中旬の定植を
予定していますので、もう一まわり大きな
3.5号ポットに移植します。

左が3号、右が3.5号ポットです。


その一週間後の6月3日。
いよいよ定植の日となりました。

ルバーブはシベリア原産の野菜です。
寒さに強いのですが、暑さには弱いので
センターでの栽培はあまり向いていません。
ですので、
今回の栽培は、群馬県沼田市の郊外、標高750mの高冷地にある、
森林環境園芸農場で栽培を始める事とします。

下の画像は元肥を散布し、耕耘の様子です。


耕耘後70㎝幅で約15㎝高の畝を、150㎝の畝間で2本立てます。


畝立て後、株間45㎝で定植をしました。
株元に潅水し、マルチングをします。


マルチングは、雑草発生防止、土壌水分の確保、
雨水の跳ね上がりによる病害発生防止などの効果がありますので、
除草や潅水など管理作業の軽減となります。


また、通路には防草シートを張り、
作業性を良くしてあります。

今回のルバーブ栽培のご紹介はここまでです。
次回は、その後の管理作業をお伝えしたいと思います。


(蔬菜作物 榎本)

















2021年7月10日土曜日

雨の季節

 

7月に入り、本格的に雨の季節になりました。

ぶどうにとっては大切な恵みの雨となります。一粒一粒順調に育っています。







これはナイアガラです。

熟すときれいな黄緑色になります。種が入りますが、香りが強く食べやすい品種です。

こちらはおなじみのデラウェアです。棚には防鳥網を張ってありますが、

身体の小さなスズメは潜り抜けて入ってきて、実をついばみます。それを防ぐために

笠をかけます。

こちらはバッファローです。ジベレリンで種無しにしています。巨峰に比べると、販売時に前のデラウェアと同様にそれほど高価には扱われませんが、結構手間がかかります。1回目のジベレリン処理時期が、花の満開予定日の10日前となっています。判断するのが難しいのです。また液の濃度が、巨峰等の4倍の濃度が必要です。

デラウェアは8月上旬、バッファローとナイアガラは8月中旬頃収穫予定です。

櫻井(果樹・加工)


2021年7月2日金曜日

オクラの定植

前回播種したオクラの様子です

5/13撮影

発芽がほぼ揃ったので
5/17に3.5号ポットに鉢上げし
育苗ハウスへ移動、順化させました
グリーンソード(緑)
ベニー(赤)
5/25撮影
かなり苗が生長してきました
5/31に圃場へ定植しました
写真だと見えづらいですが鳥避けのテグスを張っています
定植後は乾かないよう潅水チューブを設置し潅水を行いました


(蔬菜作物 山崎)