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2022年5月18日水曜日

梅雨の足音

 5月も半ばを過ぎ、例年でしたら一番過ごしやすい気候のはずですが、今年は寒い日が多く感じます。梅雨は早く始まるのでしょうか。

キウイが開花しました。雄木のトムリです。事情により今年は雌木に受粉できないので、来年用に花を摘んで花粉を採ります。














これはブドウのデラウェアです。5/7に1回目のジベレリン処理を行い、5/17に満開になりました。10日後に2回目の処理を行い、粒を肥大させます。












こちらはブドウのバッファローです。5/9に1回目のジベレリン処理を行いました。もうすぐ開花です。
このバッファローと前のデラウェアは、1回目の処理を満開日の約10日前に行うのですが、それを予測するのが大変難しいです。   











そしてこれはナイアガラです。
すでに満開です。このブドウは種有りとして生育させます。
種無し処理を行うと、香りが弱くなってしまうのです。この品種は香りが売りなので。










前回紹介したナシも順調に生育しています。摘果を行い、数を減らしていきます。品種は若光です。
他の品種も順調です。
ただ最近雨が多いので、防除が大変です。もう少し晴れの日が多ければ助かるのですが。









櫻井(果樹・加工)








2021年5月28日金曜日

雨の季節

5月も下旬になり、雨の日が多くなってきました。

果樹圃場も確実に季節が進んでいます。

前回紹介したキウイ(雄)のトムリも満開になりました。(5/18)

この花を摘んで、採葯し、インキュベーターで30時間ほどで開葯させて、花粉を採取します。





こちらは、香緑(雌)です。中央の白い部分に先ほどの花粉を付けて受粉します。














これはヘイワード(雌)です。
同じように花粉を付けて受粉します。
この時期、ミツバチや他の虫が盛んに飛び回っているので、
それほど神経質に受粉する必要はあまりありませんが、
確実に大きい実にするには、やった方がよいと思います。









ウメは収穫の時期を迎えました。
前沢小梅です。
陽が当たった部分が赤くなっています。













これは南高梅です。
収穫はもう少し先になります。













こちらは白加賀です。
センターにあるウメの中では、最も大きい
粒になります。












こちらは豊後です。アンズの血が入っているので
大玉になりやすく、その分裂果しやすい品種です。











他にも、鴬宿・玉英・古城・稲積・竜峡小梅といった品種があります。
これからがウメの季節です。
櫻井(果樹・加工) 
























 

2021年4月9日金曜日

春本番


 4月に入り、春本番となりました。

桜の開花も早かったのですが、果樹の樹も芽吹きが早くなっています。

左の写真は、キウイです。すでに蕾が見えます。この樹は雄なので、花が咲いたら摘んで花粉を採取します。





このキウイはヘイワードです。こちらも蕾が見えます。さきほどのトムリの花粉を使って受粉します。













これは香緑です。ヘイワードと同じように、トムリの花粉で受粉します。雄のトムリが最初に開花し、少し間をおいて雌のヘイワードと香緑が開花します。
受粉の後は摘果作業が待っています。











今年はウメの開花期間が長く、特に小梅の実つきが多いです。
これは前沢小梅です。
これだと着果過多なので、摘果を行います。












こちらは南高梅です。小梅ほど過多ではありませんが、摘果を行います。













これは白加賀です。大きい実に成長します。
昨年は、4月に雹が降り、大玉の本種は大きな被害を受けました。今年は被害がないことを祈っています。











ナシは受粉が終わり、これから摘花(果)が始まり、本格的なさぎょうが始まります。

櫻井(果樹・加工)
























2021年2月26日金曜日

剪定真っ只中

 2月も中旬を過ぎました。

果樹部門では剪定の真っ最中です。







キウイのヘイワードです。切り返し剪定をおこないます。

2本あるうちの古い下部分まで切り返します。







この作業を毎年繰り返して、より元に近い枝を配置していきます。







当センターでは、諸事情によりキウイを別の圃場で生育させる計画があります。

上の写真はそこに植える予定の紅妃です。種の周りの果肉が赤くおいしい品種です。









こちらはゴールデンキングです。名前の通り金(黄)色の果肉が特徴の甘味が強い品種です。








これはジャンボイエローです。黄色系の果肉の品種のなかでは最も大きい品種です。

果重180gほどになります。


これらポットのキウイは秋頃に定植する予定です。

実を着けるようになるのはまだまだ先ですが、大切に管理していきます。

櫻井(果樹・加工)


2020年11月20日金曜日

最後の収穫


11月も半ばに入り、冬の足音が聞こえてくるようになりました。

センターの果樹も、一部の甘柿を残して、最後のキウイの収穫が始まります。

上の写真は香緑です。熟すとあざやかな緑色(エメラルドグリーン)になります。

味もヘイワードより味・香りともに強めです。

こちらはおなじみのヘイワードです。熟すときれいな黄緑色になります。

センターでは、キウイジャムの原料としてヘイワードを使用しています。リンゴとミックスすることによって、リンゴさわやかさとキウイの香りがうまくブレンドされ、とてもおいしいジャムになります。

収穫した果実は、このようにコンテナに移して、低温庫で貯蔵します。

一定期間が過ぎると、追熟が始まり、甘味が増していきます。

霜が降りるぎりぎりまで、収穫を待つことによって、追熟をした後の甘さが断然

違ってきます。

12月になると、香緑から甘味が増しておいしくなってきます。

櫻井(果樹・加工)

2020年5月22日金曜日

季節の変わり目

5月も半ばを過ぎ、暑いと感じる日も多くなってきました。
センターの果樹も、これからキウイ・ブドウ・カキなどが開花していきます。

これはキウイのイエロージョイです。名前の通り黄色い果肉になります。

こちらは香緑です。果肉があざやかな深緑色になります。葉柄が赤いのが特徴です。開花までもう少しです。

これはヘイワードです。こちらも開花待ちです。

そしてこちらはトムリという雄の樹です。開花までもう少しです。開花が始まると、こちらの花(開く直前の蕾)を集めて花粉を採ります。そして上で紹介した幸緑とヘイワード・イエロージョイ(いずれも雌の樹)の花に受粉します。虫が結構来ていますが、人の手で受粉した方が確実に大きな果実になります。

ブドウも開花の準備をしています。これはバッファローです。センターでは一番最初に収穫されます。

熟すとこのように黒紫色になります。種なし処理(植物ホルモン)をすると、粒の先が尖り、高級感が増します。味・食感もよくなります。

このように整房(花の数を減らす)をして、種なし処理の準備をしておきます。
1つ1つの房に対して行うので、結構大変な作業です。

櫻井(果樹)




2019年10月18日金曜日

秋真っ只中

10月に入り、朝晩はすっかり涼しくなりました。
果樹部での収穫もひと段落、といったところです。

このブドウは、マスカットベーリーAです。もともとはワイン用に栽培される品種です。生で食べても
上品な甘さと香りがあります。

こちらは、オリエンタルスターです。センターでは一番最後に収穫されます。名前はとても魅力的ですが、あっさりとした酸味と甘みのブドウです。

温室のイチジクは、先月で夏果の収穫が終わり、現在秋果が育っています。これはドーフィンです。夏果に比べて小ぶりになりますが、味は濃くなります。

こちらはバナーネです。名前の通り、熟すとバナナのように黄色くなります。ドーフィンよりさらに甘味が強いイチジクです。

こちらはキウイのイエロージョイという品種です。名前の通り、果肉が黄色いさわやかな甘さのキウイです。収穫はもう少し先になります。
この後カキの収穫が始まると、今年もあと少し・・・と感じるようになってくるのです。
櫻井(果樹・加工)

2018年6月22日金曜日

緑の季節その2

6月に入り梅雨真っ只中となりました。
果樹も一日ごとに、すくすくと育っています。

前回、時期の関係で載せられなかった、キウイの雄花トムリです。
この花から花粉を採取して、先月の実習で留学生たちに受粉してもらいました。

現在こんな状態です。品種はヘイワードです。このままだと多すぎるので、形が悪いもの・小さいものなどを摘果します。

上の枝には3個残しました。枝の強さ(勢い)によって、残す数を決めます。強い枝には3~4個、弱い枝には1~2個残します。

強い枝。30cm以上。4個残しました。
 
弱い枝。15cm以下。2個残しました。
 

この果実には側果(左右の小さい果実)がついています。無駄なので落とします。

前回紹介した香緑です。形が細長く、果肉が鮮やかな緑色になります。

これはイエロージョイ。名前の通り果肉が黄色の品種です。3種類のなかでは収穫時期が一番早くなります。といっても収穫は11月。まだまだ成長して、もう一回り大きくなります。
収穫が楽しみです。

櫻井(果樹・加工)

2018年5月10日木曜日

緑の季節

5月に入り、木々の緑が増えてきました。

キウイもこのように新梢が伸びて、もうすぐ花が咲きます。
センターのキウイには、雄と雌の樹があり、雄の樹から摘んだ花で花粉を採って、雌の樹に受粉します。上の写真は雄の樹で、品種はトムリです。

こちらは雌の樹で、ヘイワードです。開花はもう少し先になります。

これも雌の樹で、品種は香緑です。

こちらも雌で、果肉が黄色いイエロージョイという品種です。早くも一部開花していました。

キウイは枝が伸びるのが早く、放っておくと風にあおられて折れてしまいます。

そこで、このテープナーを利用して、枝を安定させます。黒いハンドルを握るとテープで止められます。


棚線と枝をテープナーではさんで、

ハンドルを握って止めます。
キウイは枝自体で棚線に巻き付いてしまうので、そうなる前に枝の管理を徹底して行うようにしています。
連休が終わったころ、受粉の作業となります。

櫻井(果樹・加工)