2021年5月28日金曜日

雨の季節

5月も下旬になり、雨の日が多くなってきました。

果樹圃場も確実に季節が進んでいます。

前回紹介したキウイ(雄)のトムリも満開になりました。(5/18)

この花を摘んで、採葯し、インキュベーターで30時間ほどで開葯させて、花粉を採取します。





こちらは、香緑(雌)です。中央の白い部分に先ほどの花粉を付けて受粉します。














これはヘイワード(雌)です。
同じように花粉を付けて受粉します。
この時期、ミツバチや他の虫が盛んに飛び回っているので、
それほど神経質に受粉する必要はあまりありませんが、
確実に大きい実にするには、やった方がよいと思います。









ウメは収穫の時期を迎えました。
前沢小梅です。
陽が当たった部分が赤くなっています。













これは南高梅です。
収穫はもう少し先になります。













こちらは白加賀です。
センターにあるウメの中では、最も大きい
粒になります。












こちらは豊後です。アンズの血が入っているので
大玉になりやすく、その分裂果しやすい品種です。











他にも、鴬宿・玉英・古城・稲積・竜峡小梅といった品種があります。
これからがウメの季節です。
櫻井(果樹・加工) 
























 

2021年5月21日金曜日

オクラの播種

 5/10にオクラの播種を行いました

品種はタキイ種苗のグリーンソード(緑)とベニー(赤)


オクラはアフリカ原産で
暑さに強い反面、寒さには弱いため
露地栽培では5月に入ってから栽培をスタートします
種皮が硬いので(硬実種子)水に浸してから播種を行いました

種子が黒いので見えにくいですが
72穴セルトレイに2粒播いています
播き終わったセルトレイは軽く覆土して潅水、
30℃に設定した発芽室内に入れます

播種後、2~3日で発芽(↑は5/13に撮影)
発芽後は、苗テラスへ移動して定植に備えます

(蔬菜作物 山崎)

2021年5月13日木曜日

レモン鉢栽培

 昨年はハウス内の場所の関係でレモンの苗木が仮植えの状態でしたが、ようやく今年の3月からハウス内に鉢を設置し植え付けを行い、本格的な栽培が始まりました。

ハウス内に鉢を設置し、植え付けを行った様子


 養液混合装置も設置し、潅水はタイマーで各鉢に散水する様になっています。

養液混合装置とタイマー。下の黒い所は養液タンクがあります

各鉢に散水ノズルを取り付けました

 4月の中旬位から花が次々と咲き始めて、ハウス内はレモンの花の良い香りが漂っていました。

 まだ木が小さいので多くの着果・収穫は期待できませんが、おいしいレモンができる様、管理していきたいと思います。

レモンの花

大きく育ちます様に

(造園樹木 本間)