2022年3月25日金曜日

樹木 ~春の花々~

  3月ももうすぐ終わりに近づき日に日に暖かくなってきたと思ったら、昨日(3/22)は柏の葉でも雪が降り急に真冬の気温になり寒い1日でした。

 3/20(日)には東京都内でサクラ(ソメイヨシノ)が開花した様で、センターがある柏の葉のソメイヨシノの開花もう少しですね(とは言ってもセンターにはソメイヨシノがありませんが・・)。

 春の樹木の花と言ったらサクラのイメージが強いですが?、センター内ではいろいろな花が開花していますので少し紹介します。


モクレン

コブシ

カリン

トサミズキ

ミツマタ

ユキヤナギ

レンギョウ

アンズ

ツツジ ’吉野’

ツバキ ’式部’

ニワウメ

 などなど(写真はすべて2022年3月21日撮影)。
 
 今の時期は、寒い冬から目覚めた木々達が開花したり新葉を展開する時期ですので、皆さんもいろいろな花木や樹木を観察してみてはいかがでしょうか。

(造園樹木 本間)


2022年3月15日火曜日

ガラス温室の中玉トマト

春3月になりました。今回のブログではミニトマトと並行して栽培していた中玉トマトの収穫・調整を紹介します。
これはガラス温室の中玉トマトです。



収穫してA品として、選別した中玉トマトです。この品種は“フルティカ”です。

A品の中玉トマトは一袋6個入にして、300~350gにします。
これは袋詰めに使用する袋です。以前はパック詰めしてましたが、最近では袋詰めにしています。
袋詰めしたものは、果実が出ない様にホチキス止めにします。

このガラス温室の中玉トマトは今月末までの収穫・出荷になります。
ガラス温室の中玉は今月で終了しますが、まだ土耕のハウスの中玉は収穫・出荷が続きますのでお楽しみは続きます。

そして私事ですが、今年度末で退職することになりました。私の投稿は今回が最後になります。今までお世話になりました、ありがとうございました。

                           (蔬菜・作物 中村)


2022年3月11日金曜日

西洋ナシの紹介

 以前2回に分けて沼田農場のリンゴを紹介しましたが、今回は同農場で栽培されている西洋ナシを紹介します。


リンゴの紹介もぜひご覧ください。

①https://kajusosai1.blogspot.com/2020/11/1.html

②https://kajusosai1.blogspot.com/2021/01/2.html


ナシと聞くと、日本人にとっては「幸水」・「豊水」等の日本ナシが馴染み深いですが、西洋ナシも存在します。日本ナシはシャキシャキした食感が特徴ですが、西洋ナシはねっとりとした食感が特徴です。日本ナシのように収穫後すぐに食べられず、収穫後の追熟を必要とするのも特徴です。また、日本ナシと同様に水分と食物繊維が多く、便秘解消に効果があると言われています。


沼田農場で栽培されている西洋ナシの内の2品種を紹介します。

①ラ・フランス


名前の通りフランス原産であり、同国を代表するにふさわしい果物であると評価されたことから名付けられました。また、日本における西洋ナシ栽培では最も生産量の多い品種です。果汁多めで、果肉は柔らかく、とろけるような食感が特徴です。さらに、1果実650g程の大玉になることもあります。


②ル・レクチェ


ラ・フランスと同様にフランス原産の品種です。1889年にフランス人の果樹園芸家であるル・レクチェ氏にちなんで名付けられました。また、栽培の難易度が高いと言われています。果汁多め、甘酸のバランスが良い品種です。

西洋ナシを食べるには追熟が必要です。追熟を行う際には、果実を紙袋等に入れて、約20℃で保管することがおすすめです。果実の軸(果梗枝)とその周りにシワが寄り、果皮を軽く押した際に柔らかさを感じたなら、食べ頃です。

                                佐々木(果樹・加工)


















2022年3月3日木曜日

中玉トマト色づきました!

前回のブログでは「中玉トマト栽培始まってます!」
のタイトルでお伝えしましたが、今回は「中玉トマト色づきました!」
のタイトルで収穫が始まった様子をお伝えします。

2月18日、まだまだ少量ですが、3種類の中玉トマトが収穫出来ました。


まずは赤い果実 品種名 フルティカ です。
平均1果重40~50gくらいで、
中玉トマトの中での高糖度で、食感の良い品種です。



次は品種名 イエローホープ です。
平均1果重40~45gくらいで、
食味がよく鮮やかな黄色の果実です。



次は品種名 オレンジオーレ です。
平均1果重35~40gくらいで、
糖・酸のバランスが良く、食味は良好です。



この3種類の品種を、今シーズンはミックスでパック詰めします。


各品種を味わっていただき、少しでも購買意欲が
わいていただければ、ありがたいです。

さて、現在の栽培の様子は・・・


第8花房が開花しており、第9花房が蕾の状態で
来週には開花しそうです。

これから収穫量も増えていき、出荷調整作業も忙しくなります。


(蔬菜作物 榎本)