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2023年2月3日金曜日

中玉トマト収穫

中玉トマトが色づき始めました。 

播種、育苗して第1花房が咲き始めたころ定植を行いました。
 11月30日に定植をしたものです。
 定植初期はなかなか樹勢が安定しませんでしたが、 現在はようやく生育が安定し、一番果が色づき始めまでになりました。 











病害虫にも注意しながら、栽培管理したいと思います。
(蔬菜担当 笹沼)

2021年11月16日火曜日

トマト葉こぶ症(水疱症)

今年は11月に入っても暖かいと感じます

去る10月19日に
トマトの接ぎ木を行いました
接ぎ木を行った後、一週間ほどは
苗を湿度を上げたBOX内で養生させます


10/23の様子(接ぎ木後4日目)
分かりにくいかもしれませんが
葉にこぶのような物が見られます

こちらはトマト葉こぶ症(水泡症,intumescence,oedema)と
よばれる生理障害です
こぶ状の突起が葉や茎などに発生し
ひどくなると葉緑体が抜けて光合成速度の低下や成長阻害を引き起こし
最悪の場合は枯死してしまうそうです
はっきりとは分かっていないようですが
一時的な低温やストレスが一因だとも言われています

フィールドセンターでは枯死に至るほどの被害はありませんが
接ぎ木後の苗でしばしば見られる症状です

10/26の様子
養生BOXから出した状態
葉こぶ状の色が変わっています


11/1の様子
苗テラスから出しポットに移植しました
葉こぶだった部分は枯れてしまってます



11/14の様子
新しく出た葉には葉こぶは見られません
順調に生育しています

こちらトマト苗は
12月上旬にハウスに定植予定です

(蔬菜作物 山崎)


2021年2月19日金曜日

トマトの接ぎ木 2021

2月10日に
トマトの接ぎ木を行いました
台木はグリーフォース(緑色の苗)
穂木はCF桃太郎はるか


以前も行っていますが
台木・穂木ともに根を切り(断根)
スーパーウィズを用いて行う幼苗斜め接ぎという方法です

使用するのは
カミソリと30°の印がついたカッターマット、
およびスーパーウィズ
(写真にある透明なクリップ状の物です)


まず、台木・穂木の苗をともに地際から切り


台木は子葉より上の部分を30°に切り落とします
続いて穂木は、逆に子葉より下を30°に切り落とします






 

 

スーパーウイズを使って台木に穂木を差し込みます
ある程度、接ぎ木苗ができたら別に用意しておいた
培養土を詰めたセルトレイ(十分潅水して湿らせておく)に
苗をしっかりと挿していきます

セルトレイに苗を挿し終えたら
水蒸気で満たした箱内に入れ
蒸気が漏れないよう入口をラップで覆います

この後、水蒸気や光の管理をしつつ
挿した部位から発根するまで様子を見ます
問題がなければ、1週間ほどで発根してきますので
箱から出して苗テラス内で順化させます

(蔬菜作物 山崎)

 

2019年2月12日火曜日

この時期の温室のトマト

暦の上では春になりましたが、まだまだ寒い日が続きます。今回のブログでは暖かいガラス温室内のトマトやミニトマト・中玉トマトの状況を紹介します。
 これはトマト類(トマト・ミニトマト・中玉トマト)を栽培している温室の入り口の表示です。表示のようにトマト類をはじめ、メロンやキュウリをローテーションで栽培しています。


 これは温室の中の様子です。向かって右側が中玉トマト、左側がミニトマトです。


 この3ベッドはトマトです。すべての種類で最初の花房の花が咲き始めました。


これはミニトマトで品種は“千果”です。 


 同じミニトマトですが、こちらは果実が黄色の“イエローミミ”です。


こちらは中玉トマトで品種は“シンディースイート”です。その名の通り、甘味の強い品種です。

こちらはおなじみのトマトの花で、品種は“桃太郎ピース”です。

一口にトマト類といっても、花の咲き具合などは品種で違うことがわかるかと思います。

いずれの品種も開花後60日前後で収穫できる状態になります。気温によっても変わりますが4月上旬からの収穫・出荷となります。この時期の野菜類は出荷品目が少ないため、収穫が楽しみです。



                                     (蔬菜作物  中村)





2018年11月30日金曜日

ハモグリバエ


前回ちょっと話題に出した
ハモグリバエについて。
食害された葉がこちら。

本体は撮影できませんでしたのでこちらをご覧ください。

ハモグリバエは幼虫が葉にもぐりこみ
トンネル状に食害痕を残していきます。
そのため農作物の外観を損ね商品価値を著しく低下させてしまいます。

一般的によく見られる種類は「マメハモグリバエ」で
トマトのみならず様々な園芸作物に寄生します。
他の害虫に比べると直接的な被害は少ないのですが放置しておくと
見た目が悪くなるだけでなく
光合成が阻害され生育が劣っていきます。

発生を抑えるためには
持ち込まないことが肝心ですが
万が一発生しまった場合には被害葉を速やかに取り除くことです。
圃場周辺の雑草にも寄生するので
こまめに除草することが重要になります。
(出入口を寒冷紗などで覆うことも有効です)。

1122日現在、ハモグリバエの被害は広がっていないので
ほっと胸を撫で下ろしています。
栽培中のトマトは「タキイ種苗」の「桃太郎ピース」
トマト黄化葉巻病に強い耐性を持つ品種で、食味の良さも兼ね備えています。
トマト用台木「グリーンガード」との接ぎ木を行っています。
 (蔬菜作物 山崎)

2018年10月19日金曜日

秋作トマト

8月始めに播種、9月下旬にハウスに定植したトマトが
ずいぶん大きくなってきました。

9月末に襲来した台風24号の影響で
こちらのハウスは一部破損、風が吹き込んだため
トマトの葉が少し傷んでしまいました。
現在はなんとか持ち直しホッとしています。


こちらはミニトマト(千果)。
かなり果実が大きくなってきました。
収穫まであと少しです。
(ハモグリバエによる被害を受けています)。

こちらは大玉トマト(桃太郎ピース)。

これから寒くなりますが
無事収穫できるよう願っています。
(蔬菜作物 山崎)




2018年2月9日金曜日

トマトの病害②

前回に引き続きトマトの病気を紹介します。
こちらは前回と同じハウスのトマトです。

収穫時期になりましたが葉が不自然に黄変しています…。
ピンときて、恐る恐る根を掘ってみると…

根がぶくぶくと膨れ上がっているのが分かります。
これはネコブセンチュウの仕業。


センチュウとは非常に小さな虫で
成幼虫ともウナギのような形をしており
体長は1mm弱で体色も透明に近いため肉眼での観察は不可能です。
ネコブセンチュウは分泌物で寄生部分の根の細胞をコブのように肥大させて
養分を吸収しながら繁殖します。


寄生が多くなると根部はコブだらけになって
生育が抑制され収穫量も落ちていきます。
被害が拡大すると、葉の黄変や萎れが見られついには枯れてしまいます。


トマトなどナス科の作物の他、ウリ科やマメ科、ニンジン、オクラなど
広範囲の作物に寄生するため、家や家庭菜園を行っている方には
お馴染みの病害でもあります。


センチュウの予防方法としては
他の土地との道具の使い回しを避ける、
センチュウの寄生した植物を持ち込まないようにする、
同じ場所で、同じ種類の野菜の連作を避ける…等があります。

土壌中に生息するセンチュウの退治は発生してからの対処では遅く
定植前に土壌消毒で行うのが一般的です。


当センターでも薬剤を用いた土壌消毒を行っているのですが
根絶はなかなかに難しいです。



(蔬菜作物 山崎)