ラベル 蔬菜・ニガウリ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 蔬菜・ニガウリ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2020年7月8日水曜日

温室のニガウリ・メロンの近況


まだ梅雨明けはしてませんが、7月になりました。今回のブログでは私が担当しているニガウリやメロンの近況を紹介します。


まず画像はニガウリの状態です。ネットも張り終えて、順調に生育中です。

 
現在の果実の状態です。ニガウリは品種により収穫できる果実の大きさは違いますが、この“ゴーヤ節成”は25cm位なので、もう少し大きくなったものが収穫適期です。


こちらはメロンの状態です。


 
このメロンの栽培では、果実が下にぶら下がらないように、また果実の生育促進のため、画像のようなフックで果実を吊り、支えています。

 
 
この品種は“タカミ”と言います。果実が大きくなり、最初はつるつるしていますが、収穫適期が近づくと下の画像のように果実の表面にネットが入ります。

 
今年も夏は暑くなりそうです。温室内の湿度や気温の制御に、ミストは大活躍しています。天気のいい日は、画像のように、まめに霧が出ています。


このニガウリやメロンは例年は7月中下旬から収穫・出荷になります。売店の出荷物も、夏野菜が多くなります。

                                            (蔬菜・作物 中村)
 


 

2019年8月7日水曜日

真夏のニガウリ

ようやく梅雨も明けて、夏が本番になりました。暑くてもニガウリは元気です。
今回はニガウリの近況や花や果実などを紹介します。
これは8月上旬のニガウリの全体の状態です。同じ温室で栽培していたメロンは収穫が終わり、片づけてあります。 
こちらはニガウリの雄花です。ニガウリは雄花と雌花は別々に咲きます。そのためにいい果実を収穫するには雄花の花粉を雌花につける必要があります。

こちらはニガウリの雌花です。雄花と比べて、花の中心の形や色が違うことがわかります。

雌花を横から見ると、花の付け根が小さいニガウリのような状態になっています。

受精が成功して、小さい果実がなり始めた状態です。生育が進んで、花の数が多くなると、ハチや風で花粉が着き、自然に受精されることもあります。



果実が小さいときに、ネットや枝に先端が引っ掛かると、このように果実が曲がってしまいます。


これが収穫適期のニガウリの果実です。果実の長さが20㎝以上で30㎝くらいまでの果実を収穫・出荷しています。売店では1本100円で販売しています。
 
 ニガウリはこれから8月~9月に収穫がピークになります。夏の暑い時期にはグリーンカーテンとしてもおすすめです。



                                           (蔬菜・作物 中村)