2021年4月28日水曜日

野菜苗の移植・販売


これはピーマンの苗です。セルトレイで育苗してあります。


3号(9センチ)のポリポットに移植した状態です。こちらはナスの苗です。やはり同じようにセルトレイで、育苗しました。

      ピーマンと同様に3号ポットに移植した状態です。 


こちらは移植後のナスの苗です。12穴のトレイに詰めます。この状態で出荷まで育てます。

こちらは売店に出荷したピーマン苗の状態です。12穴のトレイに6鉢に詰めなおして、出荷します。野菜苗はどの種類も1鉢100円で販売しています。野菜苗は5月の連休前後まで売店では販売しています。この時期は気温も上がり始めて、野菜栽培を始めるのには最適です。

                            (蔬菜・作物 中村)

2021年4月23日金曜日

ブドウとキウイの誘引

 春を迎え、果樹の成長が少しずつ見られるようになってきました。


ブドウ


キウイ


現在ブドウとキウイでは誘引(枝を棚に固定すること)を行っています。
 ↑誘引前(ブドウ)

 ↑誘引後(ブドウ)

 ↑誘引後(キウイ)

紐とテープを使い枝を誘引することで、風で枝が折れないようにします。
また、周囲の枝と重ならないように枝を誘引する必要があります。
重ならないように枝を誘引することで、枝への日当たりを均等にするのです。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                    佐々木(果樹加工)








2021年4月16日金曜日

中玉トマト収穫真っ最中!

 4月中旬、家庭菜園ではこれからが果菜類の植え付け時期ですが、
センターのハウスでは、中玉トマトが収穫真っ最中です。

まずは栽培の様子です。


良く繁茂しています。
中央に通路がありますが、
栽培ベット(畝)と人が歩いても良い箇所(通路)を明確にして、
株元を踏み固め根の生育に影響が無いようにしています。


中玉トマトの花房です。
画像は1花開花し、その下は蕾が開き始めています。
後は残り8花くらいでしょうか。
植物体の栄養状態にもよりますが、
おおよそ1花房に10花ほど花を咲かせます。


画像は着果後、収穫期の様子です。
8果着いていますが、先端の果実は小さいので、摘果してしまいます。
良く見ると上(果房の元)から赤く着色していますよね。
そうです、一つ前の画像(花房)のように花が開花した順番に
果実は肥大し赤くなり、収穫となります。


さぁ収穫です!


100㎡ほどのハウスで、一度にこれだけ収穫出来ています!
販売所(みらくる)に出荷するのに、調整作業をしますが、


続きは次回のブログといたします。

(蔬菜作物 榎本)




















2021年4月9日金曜日

春本番


 4月に入り、春本番となりました。

桜の開花も早かったのですが、果樹の樹も芽吹きが早くなっています。

左の写真は、キウイです。すでに蕾が見えます。この樹は雄なので、花が咲いたら摘んで花粉を採取します。





このキウイはヘイワードです。こちらも蕾が見えます。さきほどのトムリの花粉を使って受粉します。













これは香緑です。ヘイワードと同じように、トムリの花粉で受粉します。雄のトムリが最初に開花し、少し間をおいて雌のヘイワードと香緑が開花します。
受粉の後は摘果作業が待っています。











今年はウメの開花期間が長く、特に小梅の実つきが多いです。
これは前沢小梅です。
これだと着果過多なので、摘果を行います。












こちらは南高梅です。小梅ほど過多ではありませんが、摘果を行います。













これは白加賀です。大きい実に成長します。
昨年は、4月に雹が降り、大玉の本種は大きな被害を受けました。今年は被害がないことを祈っています。











ナシは受粉が終わり、これから摘花(果)が始まり、本格的なさぎょうが始まります。

櫻井(果樹・加工)
























2021年4月2日金曜日

ナスの接ぎ木2021

 今年もナスの接ぎ木を行いました

台木はトナシム(1/25播種)

穂木はあのみのり2号(2/10播種)


接ぎ木は3/2に行いました
今回は台木の根を残した挿し接ぎです


台木(トナシム)をセルトレイから抜きこのような形にカットし
葉の付け根に竹串を挿し込みます

続いて穂木(あのみのり2号)は根を切り
先を鋭角にカットします


台木の竹串を取り
その場所に穂木を挿し込みます


挿し込んだ穂木が外れないように
クリアピンチで支えます

接ぎ木苗ができたらセルトレイに入れていきます
トマトの時と同様に水蒸気を満たした箱内に入れ
蒸気が漏れないようラップで覆います
ナスはトマトより活着に時間がかかります(7~10日前後)
活着したら箱から出して苗テラスで順化させます


接ぎ木後8日(3/10)の様子がこちら
活着を確認したらクリアピンチを外し
ポットに上げて定植に備えます


(蔬菜作物 山崎)