2020年8月28日金曜日

ラッカセイ その後②

ラッカセイのその後②です
以前の記事はコチラ

7/8 
ずいぶん生長して
花も咲いてきました
このままでは花が地中に潜ることができないので
マルチを剥がしていきます
マルチを剥がした後
追肥・中耕を行います
7/20
子房柄が伸びて地中に潜り始めました

7/21
小さなラッカセイが生り始めました
(品種はQなっつ

 
 
8/8
そろそろラッカセイらしくなってきました
収穫までもう少しです

(蔬菜作物 山崎)





2020年8月22日土曜日

カミキリムシ

 先日イチジクの木の手入れをしていたら、幹から木屑の様な虫糞が出ている所がありました。そう犯人はカミキリムシの幼虫です。すでに幹の中を食い荒らしている様です。

 木に穴を開けるので「テッポウムシ」とも呼ばれます。被害を受けた幹や枝は樹勢が著しく劣え、枯れたり強風時に折れたりしてしまいます。
 幼虫は幹の中をトンネル状に食い荒らし幹の中で越冬し、蛹になり羽化して翌年の5~6月頃から成虫になって幹から出てきます。

幹から出た虫糞

成虫になって出てくる時の脱出穴

周囲の枝の部分を見渡すと、いました!カミキリムシの成虫が・・。


上の写真のカミキリムシはキボシカミキリと言う種類の様です。

 ここ数日間イチジクの木を見ていますが、成虫は10匹ほど捕殺しました。
これだけ居たと言う事はすでに幹や枝に卵を相当産み付けられたかもしれません。

 上の写真の様な木屑が落ちている個所も、中に幼虫が居ますので殺虫剤や針金等を差し込んで捕殺しておきましょう。

(造園樹木 本間)


2020年8月11日火曜日

タマネギの箱詰め



8月になり、夏も本番になりました。今回のブログではタマネギの箱詰め作業を紹介します。
これは箱詰めに使用する特産箱です。10キロ詰めを作る時はこの箱を使用します。



項目を書き込む場所には必要な項目を書き込みます。今回はタマネギのMサイズを箱詰めします。
 

箱詰めするタマネギは事前に大きさ別に選別しておきます。Mサイズは玉の直径が7~8センチのものを選びます。画像は大きさを選別するときに使用するゲージです。市販品ではなく、手作りです。




箱の底に新聞紙を敷いてから、丁寧にタマネギを詰めていきます。



あらかじめに風袋は引いてありますが、少し多めに
仕上げは10.2~10.3キログラム台にします。


タマネギの市場出荷はネット袋を使用することが多いのですが、今回は箱詰めで出荷のために、上の部分を画像のようにテープで止めて、箱詰めの完成です。



完成した箱詰めは軽トラで近所の市場に出荷に行きます。この時期、箱詰めのタマネギは1箱1200~1800円で買取されます。さて今回のMサイズはいくらになるのか、楽しみです。


             (蔬菜・作物 中村)


 

2020年8月7日金曜日

ズッキーニ栽培 その3

3回目のズッキーニのブログ、今回で最後となりました。
今回は収穫しましたズッキーニを選別、調整、袋詰めの様子をお伝えします。

下の画像は3色の各品種を、同じような大きさで収穫したものです。
栽培農家が市場へ出荷する時に、ズッキーニの大きさを
千葉県では「千葉県青果物標準出荷規格」
に基づいて「S・M・L・2L」と4種類に規格分けしますが、
画像のズッキーニは、長さ16㎝~19㎝の「M」サイズに該当します。


「M」サイズは、スーパーなどに陳列してあるような、
よく流通している大きさです。
出荷調整方法は、へたを約1㎝残して平らに切り取り、
表面の汚れは拭き取る必要があります。

センターでは、収穫の遅れなどで規格が揃ってなくても、
異なる規格の果実を本数ではなく重量で合わせて出荷調整しています。
そのため、秤に載った画像となっております。

この3色を彩りよく袋詰めして、直売所で販売しています。
(品種ごとの収穫量により、配色が異なる場合があります)



今年の梅雨は雨量が多く、風の強い日も多くありました。
ズッキーニ栽培で最大の敵は「強風」です。
葉が大きく広がるため風の抵抗を大きく受けますので、
葉や茎が折れやすく、酷い場合は栽培終了となりますので、
収穫量が減り、被害は甚大となります。
画像は7月上旬の強風後の状態です。



ポッキリと折れています。



下の画像から、強い南風で風上の列に被害が大きかったのがわかります。




残念ながら今年は、栽培期間(収穫期間)が短く終わりそうです。

(蔬菜作物 榎本)