2019年5月15日水曜日

ニガウリの種まき

「令和」が始まりました。新たな気持ちで、よろしくお願い致します。


さて、毎年、この時期の恒例の作業になりましたニガウリの種まきを行いました、今回のブログではこの種まき作業を紹介します。
これはニガウリの種の絵袋です。けっこう洒落たデザインです。


これはニガウリの種です。

これはニガウリの種の拡大したものです。ニガウリは種の表皮が固いため出っ張っている部分を削るなどして傷をつけると、吸水がよくなり、発芽しやすくなります。 


3号(9㎝)のポリポットに培土を詰めて、ポットに1粒、種をまきます。


種をまいたポットは、かん水して、育苗ハウスの温床線を張ったベッドに置きます。


発芽までの数日間は温度や湿度を保つために、フィルムをかぶせます。種をまいて7日位で発芽してきます。発芽した苗は6月上旬頃に温室に定植しますが、苗物としても直売所で1鉢100円で販売します。

グリーンカーテンとしても、ニガウリは人気があります。
                                                                                                      (蔬菜・作物 中村)

2019年4月30日火曜日

アケビの花

新緑が 深みを増すころ
アケビの花が ひっそりと咲き始めます

雌雄同株ですが 雄花と雌花は別々
どちらも 風情のある紫色の花です
花弁のようなものは ‘がく’ ですが・・・、

雄花には
ずんぐりとした ‘めしべ’ が数本
花粉が付着しやすいように 先端がねっとりとしています

雄花には 
房のような ‘やく’ から
すじ状に花粉が出ています


アケビの樹は 1本だけ
キウイフルーツ圃場の端に植わっています


葉は3枚
ミツバアケビかと

ツルは 丈夫で 
ザルやカゴなどの材料として重宝されます

果肉は食用
 果皮も料理の材料として
  茎は生薬にと
無駄のなさに感心です



花言葉は
 『才能』 『唯一の恋』 とか^^
謙虚な植物です

(果樹加工 むらた)








2019年4月25日木曜日

カボチャ栽培始まってます

4月上旬の寒さにくらべて、すっかり暖かくなりました。
今回のブログからは、センターでのカボチャ栽培を、播種から収穫までシリーズで
ご紹介します。

栽培します品種は、園芸植物育種研究所の「らいふく」です。
特徴は、果皮は濃黒緑色、果肉は赤みを帯びた濃黄色で、肉質は強粉質で甘味がります。

3月13日、128穴のセルトレイに播種しました。
種子の形は、カボチャの果実の中にあるそのものです。
一斉に発芽するように種子の方向を揃えて、播く深さを合わせます。

発芽適温の28度に保てれば、3日後には発芽し始めます。
一週間後の3/20です。
良く、揃ってます。
発芽を合わせる事でその後の管理作業も揃い、
最終的には収穫時期が揃う事を意味します。

播種一週間後には子葉が広がり、根もしっかり張っていますので、
3.5号のポリポットに移植します。

ポットに土を詰めて、根鉢を崩さずに中央に植えます。

移植一週間後、3/27の画像です。
子葉2枚と本葉1枚展開しています。

そのまた一週間後の4/4です。
子葉2枚と、本葉2枚目と3枚目が見えています。
ここまで育つと、もう定植適期です。
早いですね~
定植適期は本葉2~3枚ですので、センターの苗の状態は本葉2.5枚、
この季節の遅霜の恐れがなければ、圃場に定植します。

圃場では、定植予定日の一週間前に元肥を入れて耕耘し、畝立て、
黒マルチ張りを終わらせておきます。

定植は4/5にしました。

この品種は蔓を1本長く伸ばす、主枝1本仕立てで栽培しますので、
株間を40㎝で定植します。

定植しました4月上旬は、まだ最低気温が10度を切りますので、トンネルを張ります。
画像は、植えた時に撮影するのを忘れましたので、
トンネルの中の様子です。

寒さに対してもそうですが、この時期は強い南風が吹きますので、
風で苗が吹き飛ばされないようにする為にも、トンネルを張ります。

このトンネルフィルムは、穴の開いているタイプですので、
トンネル内の温度が上がり過ぎなく換気できるので、管理が楽です。

トンネル内にカボチャの蔓が広がる頃には、トンネルフィルムを外します。

次のブログでは、蔓がだいぶ伸びている頃かと思います。

(蔬菜作物 榎本)










2019年4月19日金曜日

花真っ盛り

4月に入り、センターの果樹圃場は花でいっぱいになりました。

これは、ユスラウメです。5月の終わり頃、サクランボに似た真っ赤な実をつけます。食感もサクランボに似ています。
ナシ(長十郎)です。受粉用に植えたものです。センターのナシの中では最初に開花します。

こちらは、ナシ(豊水)です。葯のピンク色が濃いのが特徴です。
他に、幸水・あきあかり・若光などあります。

ナシは、自分の花粉では実をつけることはできないので、人の手によってほかの品種の花粉で受粉をする必要があります。このように、ミツバチや他の昆虫も受粉の手助けになることがあります。

これは、メスアカケバエというハエの仲間です。名前の通り、メス(左)が赤っぽい色をしています。
数年前までは、ナシの開花の時期に大量に発生していましたが、ここ最近はめっきり数が減ってしまいました。発生の様子では圧倒的に黒いオスが多かったです。幼虫はウジムシ状態で、集団で落ち葉を食べます。数が減った原因は不明です。
ナシの受粉の後は、摘果の作業が待っています。また、5月に入ると、キウイが開花します。

櫻井(果樹・加工)

2019年4月12日金曜日

ピーマンのポット上げ(移植)

播種(1月30日)から約3週間後のピーマン苗(京ゆたか)の様子

かなり大きくなってきました。
本葉3枚目が展開し始めたら12㎝ポットへ移植する時期となります。

2月22日にポット上げ(移植)を行いました。

今回は一回り小さめの3.5号(10.5㎝)ポットを用いました。
苗を引き抜き
培養土を詰めたポットの中央に穴をあけて
苗を入れた後
土を寄せて株元を固定します。
ポット上げしたピーマン苗は
たっぷり灌水しハウスで育苗します。

ポット上げから約一ヶ月後がコチラ(3月19日撮影)。
現在はこの状態で育苗中ですが
4月に入りそろそろハウスへ定植する時期となりました。

(蔬菜作物 山崎)

2019年4月5日金曜日

春の花ー樹木ー

  都内では3/27にソメイヨシノが満開となり、今年も早い開花となりました。
当フィールドセンター内には残念ながらソメイヨシノがありませんが、周辺のソメイヨシノが現在満開です。

  今の時期はいろいろな樹木が花を咲かせますが、今年も開花が少し早くなっていますね。
現在センター内で開花中の花木を少し紹介します。

ニワウメ
下のユスラウメに似ていますが、花が赤身が強く(白花もあります)株立ち状の樹形になります。


モクレン
早春に薄紫色の大きな花を咲かせます。

ユスラウメ
白~淡紅色の花を枝いっぱいに咲かせ、6月中旬位から赤い実をたくさんつけ食べられます。

レンギョウ
前年枝の付け根に筒花状の黄色い花がたくさん咲きます。

ミツマタ
枝先に小さな花(筒状の萼)が集まって半球状になって咲きます。枝が三つ又に分かれるので名前の由来になっています。繊維質の強い樹皮は紙の原料にもなります。

ハクモクレン
モクレンの白花。

ヒュウガミズキ
2,3個の丸みのある黄白色の花が多数花序になり、下垂して咲きます。

ユキヤナギ
枝垂れた枝先の長い穂に小さくて白い花をたくさん咲かせます。
葉がヤナギに似て、白く雪をかぶったように見えるからユキヤナギと言われます。

オトメツバキ(乙女椿)
薄ピンク色で千重咲きのツバキです。

アセビ
スズランのようなつぼ形の花が房状にたくさん咲きます。
漢字で表記すると「馬酔木」となり、馬が食べると神経が麻痺し酔ったような状態になることに由来しています。
有毒植物ですので、誤食しないよう気を付けてください。

ハナカイドウ
ソメイヨシノが咲き終わった後に淡紅色の花がたくさん咲きます。
今年は早く開花し、もう何輪か咲いていました。

ボケ
庭木の他、生垣、盆栽、鉢植えや切り枝として鑑賞され、園芸品種もたくさんあります。
写真はオレンジ色の花が咲く品種(品種名不明)です。


シキミ
クリーム色で細長い花弁の花が咲きます。
枝や葉に抹香の芳香があり、枝葉を仏壇や墓地に添えられるため、お寺によく植栽されていますので、一般家庭ではあまり植栽されていません。また全木に毒を持っている有毒植物(特に果実は猛毒)ですので、気を付けましょう。

八重桜 ‛バンリコウ’(萬里香)

八重桜 ‛ササガオシドリザクラ’(笹賀鴛鴦桜)

ソメイヨシノ
センターに隣接している高校のソメイヨシノです。センター内の敷地から高層マンションをバックに撮影してみました。

   上の写真でも少し紹介しましたが、センター内には八重桜が約75品種90本ほどが植栽されていますので、ソメイヨシノが咲き終わったら、次々と咲き始めます。
  また機会がありましたら八重桜の写真も載せたいと思います。


(造園樹木 本間)