2023年9月14日木曜日

稲刈りの時期となりました

9月に入り、センターの水稲も刈り取りの時期となりました。
例年7月末に出穂し、開花後40日くらいで刈り取れるようになりますが、
今年は7月20日に出穂を確認しましたので、例年より5日から一週間ほど早い
生育を示しています。 


品種は「コシヒカリ」
晴天が続いており、刈り取り時期が近づいてきましたので、
稲刈りに備えて「コンバイン」の整備を始めます。

コンバイン内に昨年の籾残りが無いか、
エンジンや刈り取り部、脱穀部の不具合はないか等、
稲刈り中に不調とならないよう
しっかり清掃、整備をします。


稲刈り後に籾を乾燥させる「乾燥機」や、
籾から籾殻と玄米に分ける「籾摺り機」、
最後に玄米の粒を揃える「選別機」と、
出荷までの関連機械も、清掃、整備をしておきます。


これで準備万端!
と思いきや
台風13号の影響で稲が倒れてしまいました。


まだまだコンバインで刈り取れる倒伏ですので、
晴天日が続き、籾が乾いたら
早めに稲刈りを行いたいと思います。

(蔬菜作物 榎本)








2023年9月13日水曜日

ブドウの季節

 

9月に入りまだまだ暑い日が続きますが、季節は少しずつ進んでいます。

センターのブドウも順調に生育しています。

これはロザリオロッソです。昨年は実がつきませんでしたが、今年は少しだけ収穫できそうです。いろも赤みがかってきました。


こちらは瀬戸ジャイアンツです。黄色みが強くなってきました。もうすぐ収穫です。








これはピオーネです。昨年は色付きはよかったのですが、粒が小さめでした。今年は大粒に育ってくれました。味も良いです。







そしてこれはウィンクです。
皮ごと食べられる品種です。
昨年以上に赤く色付きました。
もうすぐ収穫となります。






この他にも、ゴルビー・シャインマスカット・クルガンローズ・アレキ・オリエンタルスターといった品種が収穫を待っています。


櫻井(果樹・加工)






2023年9月5日火曜日

猛暑の影響

9月に入ってもまだ暑いですね
今年は特に暑い日が続いているので
外作業が体に堪えます

猛暑は農作物にも様々な影響を及ぼしているようです

原産地がアフリカのオクラはすくすく育っています
うっかりするとすぐに実が大きくなり
収穫適期を逃してしまいます

唐辛子(タカノツメ)も色づいてきました

一方、元気が良い作物ばかりではないようで…
ピーマンの実
直接強い光が当たるとこのように黒っぽい
「日焼け果」となり、見た目も味も悪くなります
当然、出荷もできません
このように遮光を行っているのですが
今年は暑すぎてピーマンも
夏バテを起こしているように感じます
早く暑さが落ち着いて欲しいものです

(蔬菜作物 山崎)


2023年8月28日月曜日

シマサルスベリの花が咲いています

  前回の投稿でもシマサルスベリを紹介しましたが、現在当センター内では花が咲いていますので今回も紹介します。

 シマサルスベリの開花時期は、当センターがある柏市柏の葉では7月から8月頃に開花します。

 サルスベリには赤、ピンク、紫、白などいろいろな色の花がありますが、シマサルスベリの花の色は白で、サルスベリと比べると花が小さく、ボリュームや華やかさには欠けますが、下の写真の様にそれぞれの小枝にたくさん咲かせ、少し野性的な趣きがあります。葉はサルスベリより大きく葉先が尖り、葉柄があります。


シマサルスベリの樹形と花

シマサルスベリの花

きれいに樹皮が剝げ落ちたシマサルスベリの樹肌

シマサルスベリの葉

サルスベリの花(ピンク系の花)

 サルスベリは個人宅や公園、街路樹などでよく見られますが、シマサルスベリは大きな植物園などへ行かないと見られませんが、興味のある方はご覧になってください。

(造園樹木 本間)



2023年8月11日金曜日

収穫本番

 7月下旬から雨が降らず、猛暑日が続いておりましたが、8月1日の柏は一時的に雷を伴う大雨となりました。

果樹にとっては良い水分補給となったのではないでしょうか?(雹が降らなくて良かったですが)


今年もセンターでは日本ナシ、ブドウ、イチジクの収穫が始まりました。


①日本ナシ(幸水)

日本ナシの主要品種です。

センターでは6品種の日本ナシを栽培していますが、幸水は最も生産量が多い品種です。


②ブドウ(デラウェア)

紅色の小粒が特徴のブドウです。

センターでは1番最初に収穫が始まる品種です。


③イチジク(枡井ドーフィン)

日本で栽培されているイチジクでは主要な品種になります。
甘味が多く、酸味が少ないのが特徴です。
整腸作用などの健康効果があるイチジクですが、他の果樹と比べると、あまり日持ちしないのが難点です。


                                佐々木(果樹・加工)

















2023年8月6日日曜日

ジャガイモ収穫

3月13.14日に植え付けたジャガイモの収穫を行いました。

予定よりだいぶ遅い収穫になってしまいました。今作の栽培は、豪雨や記録的な猛暑が重なり栽培管理を十分に行うのが困難でした。

6月2・3日台風2号及び豪雨をうけて、圃場の大部分が冠水した状況でした。

その影響で根腐れを起こし、地上部がひどく枯れてしまいました。

今後、圃場の排水整備など対策していく必要がありそうです、、


先日、ようやく収穫する事が出来ました。掘り起こしてみるとやはり腐っていたり、傷んでいるものが多くありました。

その中から、被害を受けていないジャガイモを丁寧に選別しながらわずかですが良いもの収穫していきました。

今作は想定していた収量よりもかなり収量が少なかったように思います。
今後は品種の選定や圃場の環境整備について考えなくてはなりませんね。

(蔬菜 笹沼)


2023年8月2日水曜日

暑い日々はいつまで

 

毎日暑い日々が続いています。

センターの果樹の樹たちも、雨が降らないためバテ気味です。灌水する日々が続いています。

ブドウは乾燥には比較的強いのですが、今年は限界です。

これはバッファローです。一番最初に収穫される品種です。


こちらはゴルビーです。赤く着色する品種です。昨年はいまいちでしたが、今年はどうでしょうか。




これはクルガンローズです。昨年より粒は大きくなりました。後は名前通りバラ色になってくれればよいのですが。







こちらはブラックビートです。順調に黒く色付きが始まっています。粒の大きさも昨年以上です。







これはロザリオロッソです。昨年は収穫できませんでしたが、今年は数房付きました。どこまで赤くなってくれるか楽しみです。







そしてアレキ(マスカットオブアレキサンドリア)です。種なしにして順調に生育しています。食味がどうなるのか、こちらも楽しみです。






他にも、ピオーネ・シャインマスカット・ハニービーナス・ウィンク・ナイアガラ・伊豆錦といった品種は順調に生育しています。ただ巨峰だけは、一時期の長雨の影響で病気が多発してしまい、昨年より大幅に収穫量が減少します。
今後の課題となりそうです。

櫻井(果樹・加工)