2023年4月27日木曜日
カボチャ栽培始まりました
4月に入り、センターの露地圃場はトンネル栽培の本数が増えてきました。
その中の一つ、カボチャの栽培についてお伝えします。
3月13日にセルトレイに播種し、3月23日に3.5号ポットに移植しました。
品種は緑皮の「らいふく」と、赤皮の「べにくり」です。
畑の準備として、4月4日に元肥入れ・畝立て・マルチングをし、
播種後28日の4月10日に定植をしました。
株間は40㎝、蔓を伸ばす方向に倒して定植します。
仕立て方は、今年も親蔓一本仕立てとします。
栽培は二畝、畝間は4mほどありますが、
二畝の蔓が向かい合わせて伸びるよう、内側に向け定植しましたので、
蔓が繁茂すると、カボチャの葉で畝間が覆われるようになります。
4月の定植ですが、まだ明け方は冷え込みますし、
日中は20度を超える日も多くありますので、
被覆するトンネル資材は、換気穴の開いたフィルムを使用します。
仕上げは春の強い南風にトンネルフィルムが飛ばされないよう、
しっかりバンド止めをします。
収穫は7月になりますので、今年も立派なカボチャが収穫できるよう、
栽培管理に努めたいと思います。
(蔬菜作物部 榎本)
2023年4月21日金曜日
春真っ盛り
4月も半ばを過ぎて、すっかり春本番となりました。
センターの果樹ですが、今年はナシの花が昨年より1週間早く開花しました。
一番早い若光は3/20に開花しました。他の品種も3月中に開花し、人工授粉も3月中に終了しました。はじめてのことです。
これはデラウェアです。葉が一定の数まで展葉してからジベレリンを房に浸漬して種無しの準備をします。
こちらはシャインマスカットです。
早い新梢は4枚ほど展葉しています。
房の安定のために、ジベレリン処理の他にストレプトマイシン処理を行います。
これはマスカットオブアレキサンドリア(アレキ)です。
これまでは、種有り(無処理)で生産していましたが、今年は
一部を種無しにする予定です。香りが多少弱くなるかもしれませんが、食べやすくなるのでは、と期待しています。
他の品種のブドウも順調に展葉しています。
これからますます忙しくなる果樹・加工部門です。
櫻井(果樹・加工)
2023年4月14日金曜日
春の準備~キュウリの接ぎ木と鉢上げ~
桜が咲いたと思ったら
あっという間に散ってしまいました
ずいぶん暖かくなり
そろそろ一般のご家庭でも
家庭菜園の準備を始められる頃でしょうか
当センターでは
野菜苗も栽培していますが
その一つ、キュウリの苗について
紹介したいと思います
4月中旬~下旬に出荷予定のキュウリ苗は接ぎ木を行っています
3/20に台木、3/22の穂木(キュウリ)を播種、
3/29に接ぎ木を行いました(キュウリの品種はフリーダムハウス3号)
キュウリに接ぎ木についてはコチラをご覧ください
https://kajusosai1.blogspot.com/2016/09/blog-post_43.html
接ぎ木苗を72穴セルトレイに挿した状態
接ぎ木から2週間後の様子
本葉がかなり大きく生長してきました
本葉がかなり大きく生長してきました
この苗を3号(9㎝)ポットに鉢上げしていきます
鉢上げ後
こちらのキュウリ苗は緑楽来での販売を予定しています
キュウリだけでなく他の野菜苗も出荷しますので
どうぞ、覗いてみてくださいね
キュウリだけでなく他の野菜苗も出荷しますので
どうぞ、覗いてみてくださいね
以前紹介した茎ブロッコリーですが
現在、綺麗な花を咲かせています
(蔬菜作物 山崎)
2023年4月3日月曜日
サトザクラが咲き始めてきました
今年に入ってから平年より気温が高めで、特に3月に入ってからかなり高めの日が続き、東京ではソメイヨシノが3月14日開花で3月22日満開となりましたね。
当センター内には残念ながらソメイヨシノがありませんが、周辺のソメイヨシノを見ていたところ、3月16日開花、3月24日位に満開だったでしょうか。
ソメイヨシノはもうだいぶ散り始めてきましたが、センター内にあるサトザクラが何品種か咲き始めています。
三ケ日桜(ミッカビザクラ) |
仙台吉野(センダイヨシノ) |
木の花桜(コノハナザクラ) |
手弱女(タオヤメ) |
大南殿(オオナデン) |
大沢桜(オオサワザクラ) |
笹賀鴛鴦桜(ササガオシドリザクラ) |
サトザクラは一重咲きの品種もありますが、八重咲きの品種が多く花の見ごたえがあります。ソメイヨシノが咲き終わった頃から咲き始めて、4月中下旬頃までいろいろな品種が楽しめます。
(造園樹木 本間)
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