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2020年2月28日金曜日

チップバーン

養液栽培の温室の様子です
今年の冬はとても暖かいので
葉物野菜もよく育っているのですが…問題がないわけではありません
 こちらはパクチー

葉の縁ををよく見てみると
茶色く枯れているのが分かります

これはチップバーンという生理障害によるものです

チップバーンとは葉の中心部組織の細胞壁が
カルシウム(Ca)欠乏により崩壊し、壊疽状態になる生理障害のことです
障害を受けた部位が、焼けたような(burning)症状になるので
この名が付けられたようです(別名「縁腐れ症」)

培養液中のCa濃度が十分であっても
様々な要因によりチップバーンは発生します
養液栽培は一般の土耕栽培より生長が早いため
(栽培している野菜によりますが)チップバーンを起こしやすいようです

やっかいなのは植物体がある程度大きくならないと
判明しないこと
調整の際に枯れた部位を取り除くのはなかなかに大変です

養液栽培においてチップバーンの抑制は
大きな課題になっているようです

(蔬菜作物 山崎)



2017年3月10日金曜日

パクチー

食についての調査研究を行う「ぐるなび総研」によれば、2016年の世相を映した料理
「今年の一皿」にパクチー料理が選ばれたとか。


“パクチー”とはタイ語での名称です。セリ科の一年生植物で
タイではトムヤムクンを始め、様々な料理に用いられているそうです。
英語では「コリアンダー」、中国語では「シャンツァイ(香菜)」と言います。

因みに日本名は「コエンドロ」。カメムシソウとも呼ばれます。
独特の香りと味から好き嫌いがはっきり分かれる食材ですが
栄養価が高く、デトックス効果も期待できるとあって人気が急上昇、
パクチー大好きな「パクチスト」と呼ばれる人々も登場し始めたようです。
(私はちょっと苦手なのですが…)。

 
最近では、スーパーや直売所などでも見かけるようになりました。
人気にあやかって…と、センターでも昨年からパクチー栽培を始めました。
用いたのはトキタ種苗の「サワディ」と云う品種です。
パクチーの種。2~3㎜ほどでしょうか、意外と大きいです。
種を割ってみた状態。
今回は省略しましたが、種を割って水に浸した方が発芽しやすいようです。

この種子を2粒づつセルトレイに播種していきます。
播種後は苗テラスで約2週間育苗します。
2週間後、水耕栽培装置へ定植していきます。
定植後3~4週間(播種後5~6週間)で収穫。
調整して販売所(緑楽来)へ出荷しています。

(蔬菜作物 山崎)