今回紹介する芽キャベツは
茎ブロッコリーと同じ時期に栽培を始めました
芽キャベツはキャベツの仲間ですが
一般的なキャベツと異なり
わき芽が小さな結球に生長するという特徴があります
フィールドセンター圃場内で(12月15日撮影) |
一ヶ所から数本の花穂が上向きに伸びる |
黄色の小さい花が花穂に多数つき咲きます |
12月に入り今年も残すところあと1ヶ月となりました。 1年が経つのは早いと改めて感じます。
センターは柏の葉以外に森林環境園芸農場(群馬県沼田市)を有しています。そこではリンゴと洋ナシの栽培が行われていますが、現在今季のリンゴの収穫最盛期を迎えています。今回は栽培されているリンゴの内4品種の紹介をします。
“セレベス”はインドネシアのセレベス島から伝わったことからついた品種名です。
これはこの時期のサトイモ畑の状態です。12月になり、寒さが厳しくなり始めて、地上部は枯れ始めています。
これは“セレベス”を収穫して分球して洗浄した状態です。
“セレベス”は別名“赤芽芋”または“赤目芋”と言われるように、芽の部分が赤みを帯びています。この画像では芽の部分が赤いことがわかります。
袋詰めの重さは一袋850~950gで袋詰めにします。
“セレベス”は黄色のシーラーで袋を止めます。
“セレベス”はヌメリの少ない粉質が特徴で、加熱調理することにより、ホックリした食感になります。揚げ物やポタージュにもむいています。この12月から来月1月にかけて直売所で販売します。
(蔬菜・作物 中村)
センターの果樹も、一部の甘柿を残して、最後のキウイの収穫が始まります。
上の写真は香緑です。熟すとあざやかな緑色(エメラルドグリーン)になります。
味もヘイワードより味・香りともに強めです。
こちらはおなじみのヘイワードです。熟すときれいな黄緑色になります。
センターでは、キウイジャムの原料としてヘイワードを使用しています。リンゴとミックスすることによって、リンゴさわやかさとキウイの香りがうまくブレンドされ、とてもおいしいジャムになります。
収穫した果実は、このようにコンテナに移して、低温庫で貯蔵します。
一定期間が過ぎると、追熟が始まり、甘味が増していきます。
霜が降りるぎりぎりまで、収穫を待つことによって、追熟をした後の甘さが断然
違ってきます。
12月になると、香緑から甘味が増しておいしくなってきます。
櫻井(果樹・加工)
実を付けたレモンの木 |
収穫したレモン |
1個切ってみました。みずみずしく美味しそうです。 |
レモンを含めほとんどのカンキツ類は暖かい地方での栽培が向いていますが、特にレモンは寒さに強くない様なので、当センターでも上手く栽培・収穫できるか心配ですが、何とか収穫できる様にしていきたいと思います。
今秋収穫したレモンは、先日の直売会で販売しましたら即完売となりました。
お買い上げの皆様、どうも有難うございました。
(造園樹木 本間)