2020年5月28日木曜日

ズッキーニ栽培

私のブログは今回から、ズッキーニの栽培をお伝えします。
ズッキーニの収穫期間は約1ヶ月。
少しでも収穫できる期間を長くして直売所へ出荷したいので、収穫期をずらす
目的として、2週間の間隔をあけて2度播種しました。

まずはセルトレイに播種し、1週間後には10.5㎝(3.5号)ポットに移植しました。


播種から約25日くらいで、本葉が2.5枚から3枚のタイミングで定植します。
画像は5/10です。


手前の列が4/1播種、4/27定植列で、
奥の列が4/15播種、5/8定植列です。

こちらの画像は5/15です。


画像からでも順調に生長しているのが分かります。
手前の列は、雌花・雄花も目立ってきました。
ちなみにズッキーニは、雌雄異花です。

こちらの画像は雄花です。
雄花は上を向いて咲きます。


こちらは雌花です。


花の元が、小さな緑色のズッキーニだと分かりますね。
開花から収穫までの期間は、5日から7日で生長します。


正面からです。
きれいな星形ですね。
ちなみにズッキーニの花弁も食べられるんですよ!

下の画像は、5/18に発見しました。
カラスに突かれていました。
やられました。



残念ですね~。
きっと土日の人気がない時にやってきたんでしょう。
対策として、ズッキーニの上部に釣り糸を張ってみました。
被害が出ない事を祈ります。

次回のブログの時は、本格的に収穫が始まっている頃です。

 (蔬菜作物 榎本)












2020年5月22日金曜日

季節の変わり目

5月も半ばを過ぎ、暑いと感じる日も多くなってきました。
センターの果樹も、これからキウイ・ブドウ・カキなどが開花していきます。

これはキウイのイエロージョイです。名前の通り黄色い果肉になります。

こちらは香緑です。果肉があざやかな深緑色になります。葉柄が赤いのが特徴です。開花までもう少しです。

これはヘイワードです。こちらも開花待ちです。

そしてこちらはトムリという雄の樹です。開花までもう少しです。開花が始まると、こちらの花(開く直前の蕾)を集めて花粉を採ります。そして上で紹介した幸緑とヘイワード・イエロージョイ(いずれも雌の樹)の花に受粉します。虫が結構来ていますが、人の手で受粉した方が確実に大きな果実になります。

ブドウも開花の準備をしています。これはバッファローです。センターでは一番最初に収穫されます。

熟すとこのように黒紫色になります。種なし処理(植物ホルモン)をすると、粒の先が尖り、高級感が増します。味・食感もよくなります。

このように整房(花の数を減らす)をして、種なし処理の準備をしておきます。
1つ1つの房に対して行うので、結構大変な作業です。

櫻井(果樹)