2024年8月21日水曜日

秋ニンジンの栽培が始まりました

秋ニンジンの栽培がが始まりました。
秋ニンジンの播種適期は、7月下旬ですが、
学生実習の日程上、7月10日(水)から毎週水曜日で
3週に渡り、ニンジンの播種を行います。

下の画像は、7/17の様子です。
手前が7/10播種の列で、中央は7/17播種の列です。
奥の列は、7/24に播種予定です。


下の画像は、7/10播種の列です。
播種後5日位で発芽し、黄緑色の芽がすじ状に見えますね。
これは1つ畝に4条播きで播種をした事になります。


もっと近くで見ますと、
株間10㎝の間隔で、1箇所に3粒播種しています。
条件が悪く発芽が揃わない事を考慮し、
3粒播きをして、後に間引きをします。


ニンジンの種子は播種から発芽までの期間、特に水分を必要とします。
この時期がとても大切で、発芽まで圃場が乾燥しないよう
潅水チューブを設置して、常に土壌を潤しています。


今年は夕立が多く、ニンジン栽培には助かります。

もし、家庭菜園でニンジンの発芽が悪い場合は、
土壌の乾燥が原因かもしれませんね。

7/10播種の秋ニンジンは、10月下旬に収穫となり、
11/3のセンター祭で販売となります。

次のブログでは、ニンジンがどのくらい生長してるか
ご紹介いたします。

(蔬菜作物 榎本)













2024年8月9日金曜日

果樹の繁忙期到来

 今年は7月22日に梨の収穫が始まりましたが、早くもお盆を迎えました。お盆は多くの方々が帰省したり、旅行に行く時期ですが、それとは反対に果樹部門では繁忙期となります。今の時期は毎日のように梨、イチジク、ブドウの収穫などがあります


これは「若光」です。

当センターで栽培している梨の中では最も収穫時期が早い品種です。

酸味はあまり無く、果汁が多いのが特徴です。


これは「桝井ドーフィン」です。

日本で栽培されているイチジクでは最も生産量が多い品種です。

濃厚な甘味とつぶつぶした食感が特徴です。

また、センターでは直売所で販売しているため、スーパーなどで販売されているイチジクよりも熟した状態で収穫をしています。


これは「バッファロー」です。

当センターで栽培している黒系ブドウの中では最も収穫時期が早い品種です。

楕円形の果実が特徴で、爽やかな酸味があります。


9月下旬頃まで様々な品種の収穫が続きます。

                                   佐々木(果樹)