2024年9月19日木曜日

暑い秋

 

9月も半ばに差し掛かろうとしているのに、この暑さは何なんでしょうか。

夜間でも25度以下にならない気候に、センターのブドウ(特に赤色系)は色付きが悪いです。

こちらはウィンクです。着色せずに緑色の粒が半分を占めています。


これはクルガンローズです。粒は肥大しましたが、ほとんど着色していません。








こちらはゴルビーです。このように着色した房と、まったく着色しない房が半々です。








そしてこれは瀬戸ジャイアンツです。この品種は熟しても黄緑色なので、上の品種のように色に左右されません。今年は大粒に仕上がりました。






センターで多数を占める巨峰も、今年は半数ほどの房が赤みをおびた状態で収穫されています。味は悪くないのですが、見た目が赤いと残念に思えてしまいます。
その点、以前紹介したブラックビートという品種は、気候に影響を受けることなく真っ黒に着色するので、これからは品種の選定が重要となってきます。


櫻井(果樹・加工)