1月中下旬頃、センター内で昨年秋から赤い実を付けていたクロガネモチの実があっという間にヒヨドリに食べ尽くされてしまいました。
ヒヨドリは日本ではよく見られ、里山や公園のある程度樹木のある環境に生息している様で、果物や樹木の果実、ツバキやサクラの花の蜜を好んで食べる様です。
ときには集団で畑に現れキャベツやブロッコリー、イチゴ、ミカンやカキなどの農作物を食い荒らしていくので、農家には嫌われている様ですね。
当センターでもクロガネモチの実が食べ尽くされる前は、茎ブロッコリーと芽キャベツの葉が食べ尽くされてしまいました。
1月の中旬位まで赤い実がなっていたクロガネモチ(撮影日:昨年11月下旬) |
クロガネモチの木にとまっているヒヨドリ(今年1月中旬) |
実が食べ尽くされたクロガネモチ(今年1月中旬) |
樹木ではクロガネモチの実の他に、イイギリやセンダンの実も好んで食べる様です。
下の写真の樹木はユズリハですが、毎年葉脈だけを残して葉を食べられてしまいます。キャベツやブロッコリーの葉と同じく美味しいのでしょうか?
葉を食べられたユズリハ(今年1月中旬) |
(造園樹木 本間)