2022年1月21日金曜日

中玉トマト栽培始まってます!

今年もハウス内で、中玉トマトの栽培が始まっています。
作型は半促成栽培で、昨年の10月4日に播種し、第一花房が開花するまで育苗、
12月1日に学生実習で定植しました。

今回のブログでは、現在の生育の様子をお伝えします。

栽培品種はイエローホープ、フルティカ、オレンジオーレの3品種で、
品種名からも分かるように、果皮色が黄色、赤色、橙色と3色を選びました。

      
イエローホープ          オレンジオーレ
フルティカ

果実が実って着色しないと、違いが分かりませんね。
肝心の花房は現在、第四花房まで開花が始まっています。

第一花房
大きいもので、ミニトマトくらいの大きさです。
9果着果しているのが分かります。

第二花房
分かりづらい画像ですが、大きいものでパチンコ玉ほどの大きさです。
8花目がまだ開花しています。

第三花房
開花中ですね。
これから開花する蕾もあります。

第四花房
一花、開花しています。
3花目が開花したらホルモン処理を行い、着果を促します。

昨年の栽培では22段花房まで栽培しましたので、
蔓下ろしを適宜行いました。

誘引紐の長さが6段花房分ほどしかなかったので、
主枝が伸びるにつれて紐をずらしていましたが、
この作業が結構大変でして。

今年は蔓下ろし専用の誘引具を取り入れましたので、
蔓下ろし作業が容易にできるようにしました。
作業の効率化と省力化ですね。

中玉トマトの栽培は、7月頃まで予定しています。
これからが栽培管理、収穫調整作業が忙しくなってきます。


(蔬菜作物 榎本)