今年もハウス内で、中玉トマトの栽培が始まっています。
作型は半促成栽培で、昨年の10月4日に播種し、第一花房が開花するまで育苗、
12月1日に学生実習で定植しました。
今回のブログでは、現在の生育の様子をお伝えします。
栽培品種はイエローホープ、フルティカ、オレンジオーレの3品種で、
品種名からも分かるように、果皮色が黄色、赤色、橙色と3色を選びました。
イエローホープ オレンジオーレ
フルティカ
果実が実って着色しないと、違いが分かりませんね。
肝心の花房は現在、第四花房まで開花が始まっています。
第一花房
大きいもので、ミニトマトくらいの大きさです。
9果着果しているのが分かります。
第二花房
分かりづらい画像ですが、大きいものでパチンコ玉ほどの大きさです。
8花目がまだ開花しています。
第三花房
開花中ですね。
これから開花する蕾もあります。
第四花房
一花、開花しています。
3花目が開花したらホルモン処理を行い、着果を促します。
昨年の栽培では22段花房まで栽培しましたので、
蔓下ろしを適宜行いました。
誘引紐の長さが6段花房分ほどしかなかったので、
主枝が伸びるにつれて紐をずらしていましたが、
この作業が結構大変でして。
今年は蔓下ろし専用の誘引具を取り入れましたので、
蔓下ろし作業が容易にできるようにしました。
作業の効率化と省力化ですね。
中玉トマトの栽培は、7月頃まで予定しています。
これからが栽培管理、収穫調整作業が忙しくなってきます。
(蔬菜作物 榎本)