レモン鉢栽培の現在の様子です。
さすがに今年の冬は寒い様で、下の写真の様にレモンの木にも寒さの被害がででいます。
ハウス内の栽培で冬季は暖房機を稼働させてはいますが、今年は燃料代も高騰しており、燃料費を抑えるため最低限の加温設定にしていましたが、やはり寒かった様です。
レモンは寒さに弱く、気温がマイナス3℃以下になると枯死してしまうと言われており、収量を期待するのであれば、できでば最低10℃以上は維持したいところです。
あまり寒さの影響で落葉や枝先に被害が出てしまうと、今年の花付きや着果にも影響が出てしまい、収量が減ってしまいます。
またハウス内は日中は高温になるため、生育のバランスが崩れてしまったのでしょうか、もう花が咲いてしまっている枝もあります。
ハウス内の様子(撮影:2022年2月8日) |
寒さで被害を受けた枝先 |
寒さで落葉してしまった枝 |
日中は暖かいので開花してしまった木もあります |
春からまた元気に芽吹いて、収穫ができると良いです。
(造園樹木 本間)