2022年9月16日金曜日

ウリ科抑制栽培2

今回タイトルにありますウリ科抑制栽培は、メロンと小玉スイカについて
お伝えしています。
前回のブログではまだセル苗の状態でしたが、その後1ヶ月以上が経ち
現在の様子をお伝えします。

まずは養液栽培のメロンです。


ヤシガラ培地へ定植後、すでに15節くらい蔓が伸びています。
暑い夏場に定植するので、生長が早いですね。

仕立て方は親蔓1本仕立て1果取りで、
果実を着果させる節は、12~15節から伸びる子蔓にしますので、
すでに12節の子蔓は雌花を咲かせています。


黄色い花弁の下にメロンの果実となる
膨らみが分かりますね。

下の画像は雄花です。
今回もミツバチが交配に励んでくれています。


今回栽培の品種「FRアムス」は、交配後約55日が収穫の目安となります。
次回のブログでは、かなり果実が大きくなっていそうですね。


次は土耕栽培の小玉スイカです。

こちらも定植後1ヶ月以上が経ち、かなり蔓が伸びています。
仕立て方は子蔓4本仕立て、3果取りを目指します。


下の画像は雌花です。
メロン同様黄色い花弁の下に果実となる膨らみが分かりますね。
既に縦縞も見えます。
まだ小指の先ほどの大きさです。


下の画像は雄花です。
小玉スイカもミツバチに交配を任せています。
人工授粉作業の省力化に大変助かります。


今回栽培の品種「姫まくら」は交配後約35日で収穫となります。
もしかしたら次回のブログでは収穫のお知らせとなるかもしれません。

(蔬菜作物 榎本)