2023年1月20日金曜日

冬本番

 

1月も半ばを過ぎ、寒い冬も本番となってきました。

果樹部門でも、剪定時期の本番を迎えています。

センターの圃場では、ブドウの剪定として、長梢剪定と短梢剪定に分けて行っています。

巨峰(1部を除く)は長梢剪定、そのほかの品種はすべて短梢剪定です。

この品種はロザリオロッソです。昨年は花が咲かず、収穫はできませんでした。今年は樹の状態が落ち着いてきたので、数年ぶりに収穫ができるのでは、と期待しています。赤系のブドウの中では、着色しやすく香りもよいので楽しみです。


こちらのブドウはアレキ(マスカットオブアレキサンドリア)です。種有りブドウとして管理してきましたが、今年は種無しにしようと考えています。ただ種無しにすると香りが弱くなるので、種無しで食べやすいことを売りにして栽培する予定です。










こちらはクルガンローズです。昨年は数は少ないですが収穫できました。今年は名前にある通りバラ色に着色するように房の日当たりに注意して管理する予定です。












そしてこれは瀬戸ジャイアンツです。
昨年はこちらも数は少ないですが収穫できました。
今年は、名前の通り粒をより大玉にできるように、摘粒の加減に
注意して管理する予定です。









短梢剪定は、芽の出る位置が判別しやすいので管理はしやすいです。ただ強剪定となるので暴れやすい、という点に注意が必要です。
ブドウの剪定が終わると、いよいよナシの剪定が待っています。
まだ春は先です。

櫻井(果樹・加工)