1月も半ばを過ぎ、寒い冬も本番となってきました。
果樹部門でも、剪定時期の本番を迎えています。
センターの圃場では、ブドウの剪定として、長梢剪定と短梢剪定に分けて行っています。
巨峰(1部を除く)は長梢剪定、そのほかの品種はすべて短梢剪定です。
この品種はロザリオロッソです。昨年は花が咲かず、収穫はできませんでした。今年は樹の状態が落ち着いてきたので、数年ぶりに収穫ができるのでは、と期待しています。赤系のブドウの中では、着色しやすく香りもよいので楽しみです。
そしてこれは瀬戸ジャイアンツです。
昨年はこちらも数は少ないですが収穫できました。
今年は、名前の通り粒をより大玉にできるように、摘粒の加減に
注意して管理する予定です。
短梢剪定は、芽の出る位置が判別しやすいので管理はしやすいです。ただ強剪定となるので暴れやすい、という点に注意が必要です。
ブドウの剪定が終わると、いよいよナシの剪定が待っています。
まだ春は先です。
櫻井(果樹・加工)