年が明け、もう1月も下旬になりますね。
寒さが厳しいこの時期ですが、露地野菜のキャベツは
昨年から収穫が続いています。
まだまだ収穫出来るキャベツは沢山ありますので、
直売所の出荷だけでなく、市場出荷もします。
今回は1箱8個(Lサイズ)詰めで揃えます。
詰め方の「こつ」は、箱にみっちり詰め込みますので、
キャベツ同士が傷つかないように外葉を多めに残して
少し斜めに置き、葉脈の向きを揃える事で
整って見えます。
この時期、キャベツの外葉が少し紫色がかっていますが、
これは、美味しいキャベツのサイン。
低温に当たるとアントシアニンと言う色素を生成し、
葉が紫色に変わります。
アントシアニンはポリフェノールの1種ですので
食べても問題ありません。
キャベツは寒くなると凍らないように糖を蓄えますので、
紫色の葉は美味しいキャベツのサインとなります。
今回は8個詰め10箱の収穫です。
泥ネギと一緒に、近隣の市場へ出荷となりますが、
さぁ、いくらで競り落とされるでしょうか。
(蔬菜作物 榎本)