2024年7月1日月曜日

コムラサキ

 10月から1月頃にかけ紫色の実をたくさんつけるコムラサキは、ムラサキシキブに比べ少し小型で実付きも良い事から庭木として植栽されています。

 コムラサキの花は6月から8月に咲きますが、当センター内でも現在咲いています。





 
 コムラサキの花は、葉の葉柄の基部の少し上から伸びた枝に10~20個の花が纏まって咲き、筒状で先端が4裂し雄しべが4本、雌しべが1本あり花冠から飛び出しています。色は薄紫色であまり目立ちませんが、秋には3㎟位の紫色の実がたくさん付き、葉も黄葉して紫色と黄色のコントラストも風情があってきれいです。これから実が付くのが楽しみです。

(造園樹木 本間)