2019年8月7日水曜日

真夏のニガウリ

ようやく梅雨も明けて、夏が本番になりました。暑くてもニガウリは元気です。
今回はニガウリの近況や花や果実などを紹介します。
これは8月上旬のニガウリの全体の状態です。同じ温室で栽培していたメロンは収穫が終わり、片づけてあります。 
こちらはニガウリの雄花です。ニガウリは雄花と雌花は別々に咲きます。そのためにいい果実を収穫するには雄花の花粉を雌花につける必要があります。

こちらはニガウリの雌花です。雄花と比べて、花の中心の形や色が違うことがわかります。

雌花を横から見ると、花の付け根が小さいニガウリのような状態になっています。

受精が成功して、小さい果実がなり始めた状態です。生育が進んで、花の数が多くなると、ハチや風で花粉が着き、自然に受精されることもあります。



果実が小さいときに、ネットや枝に先端が引っ掛かると、このように果実が曲がってしまいます。


これが収穫適期のニガウリの果実です。果実の長さが20㎝以上で30㎝くらいまでの果実を収穫・出荷しています。売店では1本100円で販売しています。
 
 ニガウリはこれから8月~9月に収穫がピークになります。夏の暑い時期にはグリーンカーテンとしてもおすすめです。



                                           (蔬菜・作物 中村)