この時期から、ある生き物の動きが活発になります。
ヒヨドリです。(すみませんピンボケしています。やっと撮影できました)
街路樹に群がるムクドリと間違えやすいのですが、外観的な違いは、
ムクドリは、くちばしと足が黄色く、ヒヨドリは黒いので見分けがつきます。
このブログを見ていただいている農家の方、
家庭菜園をやられている方は、お判りでしょう。
家庭菜園をやられている方は、お判りでしょう。
冬場に食べ物が無いのか、野菜の葉をついばみに来るのです。
紫カリフラワーがこのありさまです。
葉脈だけを残して葉を食害します。ブロッコリーも同じように食害されます。
けれど、可食部分の被害は少ないので、まだ良い方なのです。
次のキャベツを見て下さい。
キャベツがこんな目にあいます。
おまけに糞まで落としていきます。
昨年末から野菜の価格が高騰しています。
昨年末から野菜の価格が高騰しています。
せっかく実習で育てた野菜を、無駄にはできません。
防鳥対策として
目玉バルーンや
鷹の形をしたバルーンを圃場に仕掛けます。
また、野菜の上にヒヨドリが乗って食害されないように、釣り糸を張ったり、
場合によっては、べた掛け資材で野菜全体を覆う事もします。
ある程度の効果はありますが・・・。
ヒヨドリは生きるために、今日もやってきます。
(蔬菜作物 榎本)