その中でもやっぱり、一目を置く存在の「メロン」について、播種から収穫までの
栽培管理を、シリーズでお伝えします。
まずは、その①
播種から、ポット移植作業までです。
例年、2月中旬から3月上旬の期間に播種します。
今年は3月1日です。
品種は、園芸植物育種研究所の「タカミ」という品種を使用します。
果実の外観は、細かい網目が入っており、スーパーへ行っても、なじみのある品種です。
写真は、200個の穴があるセルトレイに、培養土が詰まった状態です。
一つ一つの穴に、一粒ずつ種を播きます。
播き終わったら覆土をし、潅水します。
発芽適温は、28度から30度ですので、適温を保てる発芽室へ入れます。
そして5日後・・・
綺麗に発芽が揃いました!。
発芽を揃える事で、その後の生育も揃って管理しやすく、花の咲く時期も揃う事で、
結局は収穫時期が揃う事になります。
播種から一週間後に、3号のポリポットに移植します。
今回の栽培は養液栽培ですので、ポットの中身は培養土ではなく、
ロックウールの粒状綿にします。
綺麗に子葉が展開しています。
これからの生育が楽しみです。
(蔬菜作物 榎本)