2017年4月21日金曜日

トマトの収穫

昨年の12月26日に温室に定植したトマトですが、順調に生長し
3月末から収穫が始まりました。

こちらは千果(タキイ種苗)。ミニトマト。果実はツヤのある鮮やかな赤色をしています。


イエローミミ(カネコ種苗)。こちらもミニトマト。
カタログには“食味良好で鮮やかなレモンイエローに着色します”とあります。
千果とミックスで出荷調整します。
シンディースイート(サカタのタネ)。中玉トマト。
カタログによると果重35~40g程度で中玉トマトとしてはやや小ぶりな品種です。


こちらは、大玉トマト。
上から順に大安吉日(ナント種苗)・桃太郎ピース・桃太郎ヨーク(タキイ種苗)。
果実だけだと見分けがつきませんね。
大安吉日と桃太郎ピースは黄化葉巻病(TYLCV)に安定した耐病性を示す品種、
桃太郎ヨークは高温期でも着果が安定し、作りやすく食味も良い品種です。
大玉トマトもミックスで出荷調整します。


トマトの分類ですが、日本では生食用の場合、
果重200g前後を大玉トマト、果径2~3㎝程度で果重20~30gをミニトマト、
これらの中間で果径5㎝程度、果重50~100g程度を中玉トマトと区別しているようです。

トマトは各々の種苗会社が力を入れて新品種育成に努めている野菜で
とても品種が多いのです。
私たちは育てやすさや耐病性、食味の良さなどを重視して品種を選んでいます。



大玉トマトは袋詰め、中玉トマト・ミニトマトはパック詰めの形で緑楽来に出荷します。


(蔬菜作物 山崎)