2017年8月8日火曜日

この夏のジャガイモ

夏も本番になりました。ジャガイモの出荷が始まりました。イモ類では年内では最初の出荷です。


今回のブログではジャガイモについて紹介します。


これは前回のブログでも紹介したジャガイモの畑です。センターでは収穫は完全に地上部が枯れたころ、天気のいい日を見計らって、掘り上げて、収穫します。



センターでは現在、ジャガイモは3品種、栽培しています。



まずは男爵です。古い品種でおなじみですが、日本で一番食べられている品種で、ホクホクした食味が特徴です。
次にキタアカリです。食味はホクホクですが、他の品種よりもビタミンC含有量が多いのが特徴です。ポテトサラダやコロッケに最適です。
次にとうやです。煮崩れが少なく、おでんや煮物に最適な品種です。
収穫したジャガイモは1週間から10日くらい、日蔭の涼しい場所で乾燥させて、それから「大・中・小」の大きさに選別します。
選別したジャガイモは1050~1199gの重さではかり、袋詰めにします。ジャガイモは外見では品種がわからないため、袋の口を止めるシーラーの色を変えてます。画像は男爵です。
これからの気温が高くなる時期は設定温度5℃の冷蔵庫に保存します。



センターでは、ジャガイモは収穫物の少なくなる8月~9月にかけて、重要な出荷物になります。




                                              (蔬菜作物 中村)