2017年10月6日金曜日

タカノツメの収穫

お彼岸も過ぎ、ようやく涼しくなってきました
今年最後の収穫を行っているのは、こちらのタカノツメです。

タカノツメ(鷹の爪)は、日本の代表的なトウガラシの品種。
実は小さく、先が尖った、やや曲がった紡錘形をしています。
この形が鷹の鉤爪を連想させることから、タカノツメと称されるようになりました。
粉末にしたタカノツメを一味唐辛子、
山椒や陳皮などと組み合わせたものを七味唐辛子と言います。


トウガラシはナス科の植物で、分類上はピーマンと同じ種類ですが、
小型で辛みのある品種群を「トウガラシ」、
辛みの無い中型のものを「ピーマン」とよぶようです。


原産地は熱帯アメリカ、その後日本へ伝わり
16世紀頃に栽培が始まったと言われています。
トウガラシには血行をよくして発汗を促す働きがあり
世界中で調味料として用いられています。
このタカノツメは58日に播種、620日に圃場へ定植しました。
今年の夏は天候不順でなかなか赤く色づかなかったのですが
8月下旬からようやく収穫できるようになりました。
収穫後、細かい汚れを取り除くため軽く洗浄し、カラカラになるまで乾燥させています。

たくあん漬けや白菜漬けを作る際に欠かせない存在ですし
タカノツメ本体も緑楽来で販売いたします。


(蔬菜作物 山崎)