今回のブログは、いよいよ収穫となります。
6/19の状態です。
果皮がだいぶ深緑色になってきました。
果実が直接土に接していると病害虫の影響や、
果皮の色が緑色に着色せず、黄色くなってしまいます。
そこで下敷きを敷いてあげます。
センターでは「スイカシート」という商品を使用しています。
果実の下に敷き、浮かせてあげる事で果実下に隙間ができ空気を通し、
下敷きが白いので光を反射させて裏側まで緑色に着色させる事ができます。
果実、植物体とも生育は順調です。
1本仕立ての蔓も畝からはみ出しています。
さぁいよいよ収穫の時期です。
収穫時期の目安は、カボチャの果梗の状態を見ます。
コルクのような色になってきたら収穫の合図です。
果梗が青い状態で収穫すると、未熟果なので食べても
水っぽいカボチャになります。
これくらいコルク化していたら良いでしょう!
ハサミで切り離します。
形の良いカボチャが収穫できました。
しかし、直ぐには食べません。
収穫後は2週間ほど日陰で風通しの良いところで果梗の切り口を乾かし、
カボチャのデンプンが糖に代わるのを待ちます。
センターでの乾燥保存棚です。
オレンジ色の果皮のカボチャも栽培していました。
カボチャを出荷するには果梗を切り、果皮を「たわし」で磨いてからとなります。
写真下が出荷調整後です。果皮が光っているのが分かりますよね。
このような状態にしてから販売します。
4回にわたり伝えしました、カボチャ栽培のブログは今回で終了です。
現在、緑皮・オレンジ皮カボチャ共、センター直売所「緑楽来」で販売中です!。
蔬菜作物 榎本