2019年9月25日水曜日

養液栽培でのココピート

秋になりました。ニガウリは栽培終了して、現在は秋作のキュウリの栽培が始まりました。今回のブログでは、培地に使用しているココピートを紹介します。
この画像は温室の中の全体の様子です。キュウリを定植した直後です。


ココピートの主原料はココヤシの果実の内側、繊維状の部分です。ココピート以外にも繊維の状態や大きさでいろいろな商品があります。

ココピートはこのような状態で納品されてきます。



中には板状のココピートが3枚入っています。

ココピートは水分を吸収させて使用しますので、一晩、水を吸収させます。


一晩、水を吸収して、膨れています。

今回のキュウリの栽培では膨れたココピートをもみほぐして使用します。

もみほぐしたココピートです。


もみほぐしたココピートをベッドに均等に入れて、ここにキュウリの苗を株間40㎝で植え付けます。 

 これは同じヤシ殻の培地でも繊維のあらい状態のルートリッチです。


秋のキュウリは9月中下旬に定植して、10月中旬頃から収穫が始まります。またひとつ直売所の品目がにぎやかになります。お楽しみに。 
 
                                            ( 蔬菜・作物 中村)