2020年9月10日木曜日

トウガン(冬瓜)栽培 その1

今回のブログは、センターで昨年度より栽培を始めました、 
「トウガン」についてお伝えします。 

トウガンの旬は夏ですが、貯蔵性が良く冬場まで持つため 
「冬瓜」と呼ばれるのが名前の由来です。 

トウガンはウリ科の植物で、雄花と雌花が同一植物内で別々咲く
「雌雄異花」ですので、今回のトウガンもまず、
開花している画像を見ていただきます。

 

画像は雄花です。
花弁が上に向かってしっかり開いていますね。

次は雌花の画像です。


以前このブログでご紹介しました
カボチャ・メロン・小玉スイカ・ズッキーニも、
ウリ科の雌花の元は開花の頃から、
小さな果実の形をしていて可愛いですよね。


画像は交配してくれているミツバチです。
ここでもミツバチが大活躍してくれてます。


画像は着果後、果実に下敷きを敷いた時の様子です。
カボチャ・小玉スイカの時と同じように下敷きを敷き、
果実の着色を良くさせます。

土の表面に少し白い粒々が見えるのは、
化成肥料をこの時期に追肥しました。


画像は栽培圃場です。
画像内、左に向かって一方向に蔓を伸ばし仕立てていますが、
蔓の先端が地面から少し反り上がっているのは、
生育が順調な証拠。

収穫が楽しみです。

蔬菜作物 榎本