2020年10月23日金曜日

この時期の野菜畑

朝晩はかなり気温が下がり始めました。今回のブログではこの時期の露地の畑を紹介します。

これはキャベツです。結球が始まっているのが、わかります。

これはブロッコリーです。まだ先端の生長点の部分に蕾ができていません。

これはカリフラワーです。この生育状態では、収穫まではあと2
週間くらいはかかるでしょう。

これはスーパーで、よく見かける青首ダイコンです。首の部分が地上部から15㎝立ち上がっていれば、収穫できます。そろそろ収穫です。

これは、ハクサイの状態です。この画像の状態は収穫まだですが、ハクサイの畑の中には、収穫間近のものもあります。

キャベツ・ブロッコリー・カリフラワー・ハクサイ・ダイコンはいずれも分類はアブラナ科なので、現場では「アブラナ科の野菜」として、追肥や薬剤散布は、ある程度まとめて行っています。上の画像はキャベツのベッドの横に追肥して、中耕した状態です。

この中でキャベツ・ブロッコリー・ハクサイ・ダイコンは11日3日に開催の「農産物直売会」に出荷する予定です。お楽しみに。
                             (蔬菜作物・中村)

2020年10月19日月曜日

渋柿の収穫と脱渋

 暑さと寒さが繰り返すなど、季節の変わり目を感じる日が続いています。センターでは柿の収穫が始まりました。こちらは刀根早生(渋柿)です。平核無(渋柿)の枝変わりで、収穫期は平核無よりも10~15日程早いです。また、果実の核が無い為食べやすいのが特徴です。  
 しかし、渋柿は脱渋(渋抜き)を行わないと食べられません。脱渋の工程について紹介します。はじめに、クッションとして丸めた新聞紙を樽の底が見えなくなるまで入れます。その上に新聞紙を1枚敷いて、アルコールを霧吹き器で噴射します。  
 次にアルコールを皿に浸し、果実のヘタを皿のアルコールに付けます。  
 付けたら先程の新聞紙の上にヘタを下に向けた状態で果実を置いていきます。  
 そして樽の淵にアルコールを噴射し、ビニールカバーをかけます。カバーをかけたら、外れないように紐で縛ります。  
 最後に蓋をして、渋が抜けるのを待ちます。なお、脱渋に必要な期間は冷暗所で保管した場合、1~2週間程度とされています。  
 無事に渋が抜けて、美味しい柿ができるのが楽しみです。                                                                            佐々木(果樹加工)

2020年10月16日金曜日

トウガン(冬瓜)栽培 その2

トウガン栽培のブログは2回目ですが、もう収穫です。

今回は、収穫と出荷調整の様子をお伝えします。

8月26日収穫開始です。


形の揃ったトウガンが収穫できました。
収穫物を回収するのが大変ですので、何個かまとめておきます。


今年の8月は暑かったですよね~
真夏の日差しの強さから、日焼け果も多くありました。


果実の黄色くなっているところが、日焼けをして変色している部分です。
葉が茂っていて影になっていれば良かったのですが・・・
日焼けが酷くなると、変色した果面から傷んで(腐って)きます。

でも、これくらいなら果肉に影響なく大丈夫です。

また、トウガンの果実の表面には、白い産毛が生えています。
これがまたチクチクして手に刺さり、痛いんです。


出荷するには表面を磨いて、産毛を取り除きます。
下の画像はタオルで磨いた後の果面です。


個売りするにはこのままですが、センターの直売所では、
お買い求めし易いように、半切りも販売しています。

カボチャなどを切る大きなカッターで「ザックリ!」


綺麗に半切りできました。


すぐに切り口をラップし、ポリ袋に詰め


このように販売しています。

1度目(8/26)の収穫後は、蔓を放任状態にしていましたが・・・

2度目の収穫を、実習で9月28日に行いましたのが下の画像です。


かなり着果していました!。

これだけ多収のトウガンでしたので、来年度も栽培したいものです。

(蔬菜作物 榎本)




2020年10月9日金曜日

もう10月

数日前までは暑い日が続いていましたが、すっかり秋らしくなりました。

センターのブドウも残り3種類となりました。

こちらはマスカットベーリーAです。片親がマスカット系なので名前がそうなっていますが、色は黒紫色になります。もともとは、ワインの原料用に日本でつくられた品種なので香りがよく、そのままでもおいしいです。

これはマスカットオブアレキサンドリア通称アレキです。

独特の香り(フォクシー臭)と上品な甘さが特徴です。

そして最後はオリエンタルスターです。完全に熟すと黒紫になりますが、センターでは赤紫が限度です。酸味が弱く甘味が強い食べやすいブドウです。

これで今年のブドウの収穫は終了です。雨が多く、管理に苦労しました。

次はカキの収穫が待っています。

櫻井(果樹・加工)

 

2020年10月2日金曜日

ラッカセイ(Qなっつ)の収穫

今回はラッカセイの収穫について

以前の記事はコチラ

https://kajusosai1.blogspot.com/2020/08/blog-post_28.html

9月も半ば、そろそろ収穫…と云う時に事件が起こりました

ラッカセイ圃場のQなっつの列が何者かに荒らされています


株が踏みしだかれ、掘り返された痕跡が見られます
犯人はたぶんカラス
動物も収穫時期が分かるのでしょう
急がねば…ということで実習で収穫していただきました
美味しそうに実っていますね
(実は…元々実習予定に入っていました(;^_^A)

収穫したラッカセイはこれ以上動物に食べられないよう
しばらくハウスの中で乾燥させます
Qなっつ収穫後の圃場
もう一つの品種、千葉半立の収穫はもう少し先になります

(蔬菜作物 山崎)