2021年7月16日金曜日

ルバーブ栽培始めました

タイトルにあります通り、今年度よりルバーブの栽培を始めましたので、
生長の様子をお伝えしていきたいと思います。

新年度一日前ですが、3月31日に「ビクトリア」という品種を、
128穴のセルトレイに播種しました。

下の画像は4月14日、
発芽が揃わないと聞いていましたが、まずまずでしょうか。


次の画像は4月26日。
葉が重なり合ってきましたので、
そろそろポットに移植をします。


3号ポットに移植してみました。
72穴のセルトレイに播種し、そのまま定植する事も出来ますが、
苗半作ですので、じっくりと苗づくりをしていきます。


次の画像は約一か月後の5月27日。
ほぼ苗は仕上がっていますが、6月上中旬の定植を
予定していますので、もう一まわり大きな
3.5号ポットに移植します。

左が3号、右が3.5号ポットです。


その一週間後の6月3日。
いよいよ定植の日となりました。

ルバーブはシベリア原産の野菜です。
寒さに強いのですが、暑さには弱いので
センターでの栽培はあまり向いていません。
ですので、
今回の栽培は、群馬県沼田市の郊外、標高750mの高冷地にある、
森林環境園芸農場で栽培を始める事とします。

下の画像は元肥を散布し、耕耘の様子です。


耕耘後70㎝幅で約15㎝高の畝を、150㎝の畝間で2本立てます。


畝立て後、株間45㎝で定植をしました。
株元に潅水し、マルチングをします。


マルチングは、雑草発生防止、土壌水分の確保、
雨水の跳ね上がりによる病害発生防止などの効果がありますので、
除草や潅水など管理作業の軽減となります。


また、通路には防草シートを張り、
作業性を良くしてあります。

今回のルバーブ栽培のご紹介はここまでです。
次回は、その後の管理作業をお伝えしたいと思います。


(蔬菜作物 榎本)