2022年4月28日木曜日

ハンカチノキが咲いてきました

  春から初夏にかけてはいろいろな花木が咲いてきますね。

 ソメイヨシノが咲き終わり、少し開花の遅いサトザクラ、そして今はツツジ類やフジが見頃になり、いろいろな場所に見に行かれた方もいらっしゃるかと思います。

 現在当フィールドセンター内では、ハンカチノキが咲き始めてきました(下の3枚の写真は2022年4月25日撮影)。


咲き始めたハンカチノキ

よく見ると白いものが付いています

中の丸い部分にたくさんの雄花と雌花が1個あり、
それを2枚の白い苞が包むように開花します

 ハンカチノキは、ミズキ科ハンカチノキ属(ダヴィディア属)の落葉広葉樹で、4月下旬から5月上旬にかけ白いハンカチを垂らしたような姿の花を咲かせる為、「ハンカチノキ」と呼ばれています。また鳩にも似ている?ので別名「鳩の木」とも呼ばれる様です。
 
 しかしこの2枚の白い部分は花弁ではなく「苞」と呼ばれるもので、中の丸い部分の雄花と雌花を包むように開花します。

 残念ながら当センターでは一般の方々への公開はしていませんのでご覧になる事はできませんが、興味のある方はお近くの公園や植物園などでご覧になってください。

(造園樹木 本間)