2022年4月14日木曜日

春のウリ科栽培

今年も新年度の4月となり、センターの育苗ハウスは春作の色々な苗で
賑わっています。

今回は、春から夏にかけて栽培する、ウリ科野菜についてご紹介します。
まずはメロンの苗です。


2月28日に播種し、3号ポットへ移植。
品種は「タカミ」です。
すでに本葉3枚展葉していますので、
学生実習によるガラス温室への定植を待っている状況です。

次はカボチャの苗です。

同じく2月28日に播種し、3.5号ポットへ移植。
緑皮の「らいふく」と赤皮の「べにくり」2品種を育苗中です。
4月の10日前後に露地圃場へ定植予定で、
現在畑の準備を進めています。

次はズッキーニの苗です。

3月28日に播種し、3.5号ポットに移植。
まだ、子葉が展葉しているほどですが、4月の下旬に露地圃場へ定植予定です。
品種は3色の表皮を選択しました。
緑皮の「ゼルダ・パワー」、黄色皮の「ゼルダ・ジャッロ」、
薄緑色の「ゼルダ・オリーブ」で、
3色ミックスで袋詰めし、直売所で販売します。


この3品目以外に、
キュウリがすでに養液栽培でハウスに栽培中で、
5月上旬には収穫が始まりそうです。

品種は果実にイボのない「フリーダムハウス3号」です。

あと、カボチャの「バターナッツ」も播種予定で、
もしかしたら「トウガン」も栽培するかもしれません。

春作はウリ科の栽培が多く、作業が立て込みますが、
品質の良いものが収穫できるよう
栽培管理に努めていきたいと思います。

(蔬菜作物 榎本)