2022年12月15日木曜日

彩るカリフラワー

 寒さがより一層厳しくなり、先日センターでも霜が降りました。

今回のブログでは、カリフラワーについてお伝えします。

現在、センターではスノークラウン、オレンジブーケ、バイオレットクイン、遠州あか花やさい、グリングリーンを栽培しています。


スノークラウンは、花蕾が白いカリフラワーです。適期栽培では定植後70日程度で収穫できる早生品種になります。生育旺盛で栽培が比較的容易です。大玉で緻密にしまり肉厚で品質に優れた品種になります。


オレンジブーケは、花蕾が淡いオレンジ色のカリフラワーです。中早生種になります。オレンジ色の花蕾はピーマン並のカロテンを含み、加熱調理後も変色が少なく食味がよいのが特徴です。


バイオレットクインは、花蕾が紫色のカリフラワーです。生育旺盛で早生品種になります。濃紫色の花蕾ですが、熱を加えると明るい鮮緑色に変化します。茹で汁が鮮やかな青色で綺麗です。











遠州あか花やさいは、花蕾が赤紫色のカリフラワーです。定植後100日前後で収穫できる中生種になります。ドーム状の形状で在圃性が高く、完熟して大型に育てるとやや扁平の形状になります。

グリングリーンは、花蕾が鮮やかな鮮緑色のカリフラワーです。定植後70〜80日に収穫できる中早生種になります。


生育に少々ばらつきがありましたが現在順調に収穫を行っています。

(蔬菜作物 笹沼)