2022年12月28日水曜日

ギンバイカの実

  現在センター内のギンバイカに実が付いています。

 ギンバイカはフトモモ科の常緑低木で、6月から7月にかけて芳香のあるウメの花に似た雄しべが長く5弁の白い花が咲き、晩秋から冬にかけ黒紫色の果実が付きます。

 ハーブとして「マートル」とも言い、葉にも芳香があり肉料理などに利用されるようです。また葉から精油も取れるようです。

 私は食べたことがありませんが、黒紫色に熟した実も芳香と甘みがあり食べられるようです。

 

ギンバイカの実(2022年12月26日撮影)


ギンバイカの花(6月~7月頃)

 ヨーロッパでは昔から神聖な木とされ、結婚式で使用されていることから「祝いの木」とも言われています。


(造園樹木 本間)