2023年3月9日木曜日

春の育苗管理

センターの野菜栽培も、春の育苗が始まりました。
まだ小さい苗ですが、現在の育苗ハウスの様子をお伝えします。

まずは大玉トマトです。
1月30日セルトレイに播種し、2週間後の2月13日に
3.5号ポットへ移植しました。
画像は播種後33日です。


整然と並べられていますが、
これは並べた時の鉢の間隔を揃える事で
生長する大きさも揃えるために等間隔で並べています。

この時期のトマト苗の仕上がりは、第一花房が開花する
播種後60日ですので、まだ30日はかかります。


次はピーマンです。
2月6日にセルトレイに播種し、約3週間後の3月1日に
3.5号ポットへ移植しました。
画像は播種後25日です。


移植したばかりですので、鉢同士がまとまっています。
生長し葉が重なり合うようになったら、
先ほどのトマト苗の様に、鉢同士の間隔を広げます。
この作業も育苗管理で大事な作業となります。


次は大玉トマト、中玉トマト、ミニトマト苗です。

2月13日にセルトレイに播種し、2週間後の2月27日に
3.5号ポットへ移植しました。
画像は播種後18日です。


画像は移植後4日で、まだ苗が小さいですね。
今回4品種ありますので、品種ごとにまとめて管理しています。


次はエダマメです。

今シーズンはエダマメをセルトレイで育苗して
ハウスに移植する栽培を予定しています。

エダマメは播種後の潅水量によって、発芽の揃いに違いがあります。
画像は左から潅水量が「少ない」「通常量」「多目」と
分けて発芽試験をしました。

結果は画像を見ていただくと分かりますね。


潅水量の違いから生長に差が出ますので、
この結果を参考に、一枚のセルトレイに潅水する時は
均一に潅水するよう注意したいものです。

これからまだまだ育苗する苗が増えていきますので
各野菜が良い栽培となるように
育苗管理に努めていきます。
(蔬菜作物 榎本)