あっという間に12月も下旬となり、2017年も終わろうとしています。
果樹部門では、剪定の真っ只中といった感じです。
ブドウのハニービーナスという品種です。
ブドウの剪定は、大きく分けて、長梢剪定と短梢剪定になります。
この品種は短梢剪定を行います。元から2芽を残して切ります。
ブドウとしては、強剪定になりますが、確実に春に芽が出ることとジベレリン処理をすることによって、花ぶるいすることなく果実をつけられます。
ここから芽がでて、ほぼ真っ直ぐ枝が伸びるので、管理もしやすくなります。
もちろん切り口には、癒合剤(トップジンMなど)を塗って切り口の保護をします。
まだ剪定は始まったばかり。時間との戦いです。
昨年の今ごろは、小梅の花が咲いていました。さすがに今年は、ご覧のように蕾は小さいです。
来年は、自分にとって少しでもよい年になりますように。
(果樹・加工 櫻井)