果樹部門では、最後のナシの剪定をおこなっています。
これはあきつきという品種です。2本主枝で、一番左側の枝と一番右側の枝を先端にします。
主枝から手前と奥に向かって伸びている側枝を配置して、そこに実(花)をつけるようにします。
主枝の先端です。上に伸びている枝を紐で棚に下げました。一番強くて向きがよい枝1本の先端を強めに切って残し、競合する他の枝は切ります。
反対側の先端は、支柱を利用して下げました。
同じように、競合する枝を切ります。
手前の枝を切って、奥の枝を手前に誘引しました。
次の年以降に使えそうな枝があれば(予備枝)、誘引して準備しておきます。
この樹の剪定が終わりました。切り口に癒合剤を塗ります。
1日ごとに蕾が大きくなっていきます。時間との勝負です。
櫻井(果樹・加工)