2018年10月26日金曜日

柿の季節 

10月も半ばを過ぎ、すっかり秋らしくなってきました。

センターの柿も色がよくなってきました。これは刀根早生という品種です。平核無の枝変わりで、平核無より一足早く収穫されます。
見た目も味もほとんど同じです。

このように刃先が丸い鋏で、実を傷つけないように収穫しています。

収穫した柿は渋柿なので渋をぬく必要があります。センターでは、このようにヘタの部分に焼酎(ホワイトリカー)を浸けてアルコール脱渋を行っています。

このような樽に、柿を並べていきます。1段ごとに新聞を敷いて5段くらいにします。あまりたくさん段にすると1番下の段の柿がつぶれてしまうので注意します。

柿を並べ終わったら、ビニール等でしっかり密封して、温度変化の少ない場所で保存します。

収穫の時、果実を枝などにぶつけると、このように後になって傷となって出てきますので、注意が必要です。浸けている途中で傷みが進んでしまいます。

 10日ほどで渋が抜けるので、樽から取り出します。

センターではこのように袋詰めして販売しています。これから販売数も増えてきますので、よろしくお願いします。

櫻井(果樹・加工)