2019年1月25日金曜日

冬真っ只中

1月も中旬を過ぎ、寒さも本格的になってきました。
果樹部門では剪定の真っ最中です。

ガラス温室のイチジクです(ドーフィン)。元から2芽を残して切り返していきます。切り口には癒合剤を塗布します。

樹を植え付けてから10年以上たっているので、若い枝に更新しています。

こちらは、ブドウ(ピオーネ)です。短梢剪定をおこないます。普通ブドウをこのように強く切り返すと枝ばかり伸びて、花が咲いても花ぶるいをして、結実せずに落ちてしまいます。そのために、植物ホルモン(ジベレリン)を使って強制的に結実させます。

ブドウも、元から2節の芽を残して切り返します。

これはカキ(平核無)です。これから剪定をおこないます。一番先端の大き目の芽から、春に枝が伸びてにその枝に花芽がつきます。ですから、この部分を剪定の時に切ってしまうと実はとれません。
今年はサクラの開花時期が昨年より早くなるという情報がありました。剪定も早めに終わらせたいものです。

櫻井(果樹・加工)