2019年1月8日火曜日

有楽椿

  現在当フィールドセンターのハウス内では、有楽椿(ウラクツバキ)が開花しています。

  有楽椿は、織田信長の実弟で茶人でもある織田有楽斎長益が茶花として愛用したことに由来します。
  室町時代の頃に中国から導入されたツバキ属の原種と、日本のヤブツバキとの間にできたとも言われていますが、定かではない様です。また関東では太郎冠者(タロウカジャ)の名で呼ばれることもあります。



  開花期は12月~4月と長く、紫色を帯びた桃色の一重、中輪、筒咲き~ラッパ咲きで微香があります。

(造園樹木  本間)