トンネルを外したあとの管理の様子として、5月14日までをご紹介しましたが、
今回のブログでは、その約一週間後の5月22日の様子からご紹介します。
センターではカボチャの栽培2列を、4~5mの畝間(トンネルからトンネルまでの間隔)を
空けて栽培しています。
2列は向い合せに生長点が伸びるように誘引し、下の写真は生長点同士が交じり合う
時期の様子です。
肝心の果実は、テニスボール大にまで生長していました。
この、「テニスボール大」の時期に、追肥をしてあげます。
追肥は、株元から果実が着果肥大している節までを、
パラパラと化成肥料を施します。
また、果実が着果している節から伸びている側枝は、早目に外して
養分が側枝の生長に引っ張られないようにします。
次は、5日後の様子です。
圃場の土が見えなくなるほど、蔓が生長しています。
果実は・・・かなり大きくなっています。
次は、その4日後です。
果皮が黄緑色から、緑色になってきました。
へたを上に向け、果実の上下を整えます。
地面に着いていた部分の果皮は、色が薄いですね。
次は、その6日後です。
カボチャ蔓のフカフカ絨毯です。
果実は・・・かなり果皮の色が濃くなってきました。
もう、カボチャ本来の色ですね。
次は、その5日後です。
ここまで蔓が生長してくれれば、果実は葉の日陰になり、
梅雨の中休みの強い日差しから、果実を守ってくれます。
葉が病気で枯れていたり、葉が小さかったり葉数が少ないと、
果実に長時間直射日光が当たる事となり、
日焼けをおこして、そこから腐ってしまいます。
6/6の写真と微妙に写りの色が青く見えますが、
順調に育っています。
ちなみにカボチャの花の写真を載せてみます。
こちらは雄花です。
こちらは雌花です。
花が咲いている時に、もう果実となる部分が
花弁の下に丸くあって、雄花との違いが分かりますよね。
次回のブログでは、収穫の様子をご紹介しますが、
センターの直売所(緑楽来)では、もう販売している頃だと思います。
(蔬菜作物 榎本)