2019年10月4日金曜日

マテバシイ剪定

 当フィールドセンター正門側の通路沿いにマテバシイという樹木が植栽されています。
 
 現在の正門側には旧附属農場が移転した当時調整池があり、その一部分に目隠しのため学生実習でマテバシイを植栽しました。
 つくばエキスプレスが開業し、キャンパス駅側に正門を整備することになり調整池はなくなってしまいましたが、マテバシイは現在も13本ほど残っています。
 
 植栽した時は確か樹高1.8m位だったと思いますが、現在は樹高4~5m、樹冠3~4m位になり随分大きくなりました。

 マテバシイは常緑樹で成長が早く、放任しておくと樹高15m位になってしまいます。
このマテバシイは10年位前までは数年に一回剪定をしている程度でしたが、キャンパス駅側、正門側になり管理研究棟や売店も近くにあることから景観を良くする目的や、またマテバシイが植栽されている脇のセンター内の道路の交通量が増え、樹形を抑える必要があることから、ここ10年位は毎年剪定を行っています。

 2017年までは別科の学生実習で剪定作業を行っていましたが、別科が廃止になり学生がいなくなったので昨年から私一人で剪定作業を行っているところです。

剪定前

剪定後

剪定した枝

チッパーという機械で枝や葉を粉砕

粉砕中

粉砕した枝葉は株元にマルチング

剪定終了
 今年も重い腰を上げて剪定作業に取り掛かり、やっと昨日作業が終わりました。剪定枝の片づけ作業も含め延べ約27時間の作業になりました。13本ありますので1本当たり約2時間弱です。
 「早い?遅い?」


(造園樹木 本間)