千葉県八街市で行われた「農業収穫体験ツアー」
(千葉大学園芸学部・学生向けのツアー)に参加させていただきました。
八街市といえば「落花生(ラッカセイ)」。
千葉県の落花生生産量は全国の7割を占め、もちろん第一位です。
八街市はその中でもトップの生産量を誇っています。
今回のツアーでも落花生の加工所の見学や
ジャンボ落花生(おおまさり)の収穫など
産地らしいメニューが目白押しでした。
おおまさりの収獲
また、日本国内唯一の落花生生育機関である
千葉県農林総合研究センター「落花生研究室」にもお邪魔しました。
圃場風景
こちらは主に落花生の品種改良を行っている機関で
これまでに「千葉半立」「ナカテユタカ」「郷の香」
「おおまさり」などを育成しています。
そして近年育成され、昨年一般販売が開始されたのが
“Qなっつ”
甘さ・食感・風味などが従来の落花生(ピー(P)ナッツ)を
超える存在とのことでこの愛称になったようです。
主要品種であるナカテユタカにかわる品種として
期待されています。
Qなっつの株
今回のツアー、9月9日の台風15号の影響でひょっとしたら中止かも…と思っていたので
無事開催されてほっとしました。
台風で八街市も甚大な被害を受けましたが
観光農園等の施設は通常営業に戻りつつあるので
どうか八街へ観光にきてくださいね、とのお話を伺ってまいりました。
(蔬菜作物 山崎)