センターの水稲栽培は順調に生育し、9月の刈り取り時期を迎えました。
栽培しています品種は、「コシヒカリ」です。
学生実習で5月に田植え、7月に追肥をし、9月に稲刈りを行い、
学年によっては、田植えも稲刈りも乗用の機械(田植え機、コンバイン)を使用します。
下の画像はセンターの水田で、9月4日の様子です。
生育が綺麗に揃い、稲も立っていて、
コンバインでの刈り取りがやり易い状態です。
しかし・・・台風15号が上陸しました・・・。
あちゃ~、稲がべったり倒れ、稲穂が濡れてしまっています。
ここまで倒れていると、コンバインでの刈り取りは困難です。
ましてや、機械の操作が慣れていない学生にとっては厳しいですね。
稲刈り実習は9月12日、晴天が続き稲が乾くのを待つのみです。
刈り取り当日、しばらく晴天が続いたので、稲が立ち上がろうと
地面から少し浮いています。
これならコンバインで刈り取れます!。
実習は予定通り行いましたが、やはり稲が倒れているので時間がかかりました。
下の画像は、コンバインで刈り取られ脱穀された籾を
軽トラックへ移している様子です。
刈り取り後は、籾を乾燥機へ移して水分を15%に調整し、
籾摺り機で玄米にして、30kgの袋詰めの状態で保存します。
収穫されたお米は、センター直売所「緑楽来」で販売しています。
下の画像左が白米、右が玄米で3kg詰めで1200円です。
パッケージには、5月の学生実習での田植えの様子(手植え)を使用しています。
ちなみに、センターの水稲栽培は、田植え後に一度だけ除草剤を使用し、
その後の栽培期間中に農薬の使用はありませんので、安心して
お買い求めいただけると思います。
お試しサイズに、3合入り(450g)の販売もしていますので、
緑楽来へお越しの際は是非、ご検討ください。
(蔬菜作物 榎本)